「最初の1か月は1%の高利息が付きます」の意味

今の時代は銀行の普通預金に預けても利息が0.001%程度・・・、定期預金に預けても大手銀行で0.01%程度です。

一応、それでも10倍違うことを思えば、定期預金のほうがお得ではあります。

でも、どんぐりの背比べ/五十歩百歩・・・で大差ない、と言うか、まあほとんど同じと言ってもよいと思います。

そうした中、ときたま何らかの特別な預け入れ商品で「最初の1か月目は○%の利息が付きます」・・・といった類のモノがあります。

仮に「最初の1か月目は1%・・・」とします。

そして、たとえば100万円を預け入れるとします。

このとき、「100万円の1%だから1万円の利息が最初の1か月目につく(もらえる)」・・・と思ったら大きな勘違い・誤解です。

→金融機関がパンフレットなどで謳う利息はあくまでも「1年利率」が原則です。

したがって、「最初の1か月目・・・」といっても、それは1年で計算したときの利息ですから、100万円を預けるなら1年(=12カ月)で1%=1万円となり、12カ月で1万円ですから1か月に直すと10,000÷12=833円となります。

つまり、100万円を預けたときに最初の1か月目でつく利息は「833円」ということになります(決して1万円という意味ではありません)。目

私は、学生時代にこのカラクリを知らずにいて自分で勝手に計算して喜んでいた(当時だと最初の1か月目は10%以上ついていた)のですが、後で間違えていたとわかり「な~んだ・・・」と思いました。

結局はぬか喜びだったのですが、学んだのは「知っているか知らないかは大きな違い」ということと、「自分で勝手に言葉の解釈をしてはいけない(業界には業界のルールがある)」ということでした。

銀行や証券会社で扱う投資信託の商品などの金融商品には、その商品・業界だけの特有の意味合いがあったりしますので、注意が必要です。

「気づく→知る→わかる・・・」ということは日常生活の中で、とても重要なことだと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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