稲盛和夫氏の言葉に
「素晴らしいチャンスはごく平凡な情景の中に隠れている。しかし、それは強烈な目標意識を持った人の目にしか映らないものだ」
というのがあります。
そのとおりだと思います。
チャンスはいくらでもあるのに、多くの人はそれをチャンスと捉えることができません。
その主な原因は、普段から目的意識をもって行動をしていないので「単に気づく力が弱い」のかもしれません。
人は、気づく力が弱いと思考が停止し、思考が停止すると行動も停止します。
逆もしかりで、行動が停止すると思考が停止し、思考が停止すると気づく力も弱くなります。
そうならないためにも、「目的意識」をもって日々を過ごすように努めると良いと思います。
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「将来のことが不安で眠れない」という人がいますが、眠れても眠れなくても明日という日は必ずやってきます。
睡眠は人間の身体に重要ですから、どうせならグッスリとしっかりと睡眠をとりたいものです。
そのためには、将来の不安をかき消し、いつも安心して眠れるように平常心を保つ姿勢が必要です。
平常心を保つには、深刻な悩みやトラブルを抱え込まないことが大切です。
もし、そうしたことがすでに発生しているなら、早期に解決・解消し、自分の周りからそうした負の感情を排除することが大切です。
それができれば苦労しないよ~と嘆き声も聞こえそうですが、すぐにはできなくても「できる」と信じて行動し続ければいつか本当にできる(解決・解消する)ようになります。
目的意識をもって生きている人と、そうではない人とでは、意識だけではなく行動自体にも大きな差が生じます。
仕事がデキル・デキないというのにも大きく関係してきます。
改めて稲盛さんの言葉を拝借して言いますが、「チャンスは強烈な目標意識を持った人の目に映る・・・」「だから強烈な目的意識を持とう!」と肝に銘じておくと良いと思います。