自分の人生がうまくいってる・・・と思う人は、心が穏やかになって他人に接する態度も柔らかなものです。
反対に、自分の人生がうまくいっていない・・・と思う人は、心が荒れて顔が険しくなり他人への態度も刺々(とげとげ)しくなったりします。
俗にいう「八つ当たり」をよくします。
他人からすれば結構迷惑な話です。
会社で、上司がそういう人だと部下はかわいそうです。
何ら罰せられる必要のない社員が上司の機嫌が悪い・・・というだけで不用意に罰せられたりします。
そういう上司は、ますます人生がうまくいかなくなると思います。
会社で罰する必要のない人を罰してはいけないですね。
信賞必罰で、罰せられるのはそうなることがふさわしいような「悪事・ミス」をした人に限らないと組織力は発揮できなくなります。
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芸能人などのスキャンダルな話題で、自分には迷惑がかかっていないのに渦中の人を罰しようとする人が最近は増えてきたように思えます。
SNSの発達による一種の弊害かもしれません。
中には誹謗中傷で全くの事実無根なのに誤った情報だけが独り歩きをすることもあり、それは悲劇と言えます。
それも、結局は自分に被害が及んでいないのに単にネット上の情報(=デマ)だけを当てにしてしまうから起きることだと思います。
自分に迷惑をかけてない人を悪く言って罰する人は、平気で身近の人も傷つけます。
さらにいえば、無意識に普段から自分のことも傷つけているのかもしれません。
罰する必要のない人を罰してはいけないし、自分で自分を必要以上に痛めつけることも望ましくないですね。
罰するのではなく、称賛して、褒めたたえて持ち上げるくらいの心の姿勢が大切だと思います。