「複雑さは敵である。物事を複雑にするのはどんな馬鹿にでもできる。物事をシンプルにするのが難しいんだ」
リチャード・ブランソン(イギリスの実業家)
ダメサラリーマン/ダメリーダーは、簡単なことを難しく表現したり、簡単にできることを複雑にして時間をかけてやり遂げようとします。
一方、優秀なビジネスマン/リーダーはその逆の道を行きます。
・・・・・・・・・・・
福沢諭吉の言葉、
「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずと言えり」
というのは有名ですが、この『学問のすゝめ』の冒頭にはこれに続く言葉として
「されども今広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり」
とあります。
つまり、世の中には貴賤や貧富の差があるという意味です。
そして、その理由について諭吉はこう言っています。
「『実語教』に、人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由りて出来るものなり」
簡潔に言うと、その差は「学ぶか学ばないかによって決まる」と言っているわけですが、この考え方はやはり大切だと思います。
人生では何歳になっても、どんなことからでも何かを学ぶことは可能で、そうした学びの姿勢を忘れ、傲慢な生き方をしてしまうと何かが崩れていくと思います。
生涯、日々勉強、日々修行、日々成長・・・ですね。