サラリーマンは自ずと「コストアフター」の概念が当たり前になります。
コストアフター・・・とは、「自分の収入は額面給料であり、そこから所得税や社会保険料や各種費用を差し引いていく」・・・という発想です。
それに対して、自営業者の発想は「コストビフォア」です。
コストビフォア・・・とは、「まず経費としてお金が差し引かれ、残った分が自分の収入となる(そこへ課税される)」・・・という発想です。
自営業者は、経費としてお金を使えば使うほど課税対象所得額が少なくなり、その分税金は少なくなります。
もちろん、経費に計上できるのは事業のための出費に限られ、何でも経費計上できるわけではありませんが、それでもサラリーマンには使えない仕組みを使えるわけです。
この点だけをみると、自営業者のほうが有利ですが、これだけをもってサラリーマンと自営業者とどっちが得か損か?とは一概には言えません。
ただ「お金の自由度が高い」という意味では自営業者のほうが有利のように思えます。
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自営業を選択して良かった!という人の多くは、何が良かったかと聞くと「お金も時間もサラリーマン時代よりも自由度が高いこと」を挙げます。
やはり最後は 「自由/自由度」・・・ですね。
自由に生きられること、自由に選択できること、自由に決定できること、自由に行動できること・・・は素晴らしいことであり、仕事もプライベートでもこれが一番の肝になると思います。