普段あまり気にしていないことの一つですが、人がこの世で生きていく限り、「税金」は常に自分の周りに付き添っています。
日本国に住んでいると、原則的にはそれだけで民税がかかります。
働いてお金を稼ぐと所得税がかかります。
稼いだお金を使って何かモノを買うと、そこで消費税を取られます。
銀行に預けて微々たる利息が付いてもそこにも利子課税で税金がかかります。
株を買って配当金をもらっても配当課税が課せられます。
思い切って誰かにお金をあげよう!と思ってタダであげても、その人には贈与税がかかります。
自分が死んで家族が相続して相続税・・・です。
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税金は、国・地方自治体の大事な収入源です。
国・地方自治体はほとんど労せずして「税金」を手にしますが、これは言い換えれば国や地方自治体の「権利収入」の一つです。
国や地方自治体が「ある一定の条件の下で対象者から税金という名のお金を得ることのできる権利」を持っているからこそ、合法的に税金を徴収できるわけです。
権利収入は就労収入と対極にある概念です。
就労収入は自分の身体を駆使して働くことで代替的に得られる収入(お金)です。
権利収入はある一定の権利を有することで得られる収入(お金)です。
国や地方自治体という組織自体が、日々就労してお金を稼ぐ・・・なんてことはありませんから、この権利収入の概念は重要なことだと思います。
そして、これと同じことを私たち個人も取り入れて、自分の権利収入を設けることも大事なことだと思います。
税金を絞り取られても充実した人生を送れるように自分なりの権利収入をつくる・・・ということです。
そうすれば経済的な不安が解消(減少)し、自由が多くなり、今よりも良い人生になっていくと思います。