新入社員・・・社会人1年目の人が「何かアドバイスをください・・・」と聞いてきたなら、私はいつもこうアドバイスしています。
「長期目線を持って働いてください」・・・と。
若い頃にはあまりお金(収入)の多寡に関しては気にする必要はないと思います。
お金よりも「経験/体験」ということに重きをおくほうがベターだと思っています。
物事に制限や枠を作らないで、目の前で起きるすべてのことを吸収するくらいの気持ちをもって人間社会の中で働くことが大事だと思います。
この「人間社会の中で」という部分も重要です。
つまり、自分一人で部屋に閉じこもってインターネットを利用してお金を稼ぐ・・・という働き方ではなく、世の中に出て多くの人と実際に対面で接し、コミュニケーションを取り、電話やメールや手紙などのツールを使いながら、交渉したり、文字を書いたりする経験が必要だ、ということです。
確かに、資本主義社会の成功は、まあ、お金であることは否めません。
そのため、最初からどうしてもつい収入にだけ目が行ってしまいがちですが、社会人1年目の新人のうちから「お金/収入」こことばかりを気にしていたら、伸びのある成長や成功はできないと思ったほうがいいです。
若いうちは、目先のお金よりも経験値を積み重ねることで将来どんな状況になっても使える(生きていける)ビジネスマンになることのほうが重要です。
そうすれば、収入もやりたい仕事も、案外と後からついてくるものです。
月並みな言い方ではありますが、最初は苦労してでも自分の能力を開花したり磨くことで実力をつけることが大切です。
成長を優先しながらも、「今の境遇を楽しむ」ことが大事なことだと思います。