私は2014年春までは、普通に会社員生活を送っていましたが、50歳の誕生日で会社を退職してリタイア生活に移行する・・・と決めたときに、その日から逆算して人生設計を組み立てました。
不動産を買って賃貸にまわし、そこからの家賃収入で生活を成り立たせ、いわゆる投資家として生きていく・・・併せて本を出版して著者として生きていく・・・というのが当時の私が考えていたことです。
今はその通りになって、不動産投資で生計を立てていますし、51歳になるまでに紙の書籍を出版することも叶いましたし、その後電子書籍も発刊することができました。
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私の考えは、何か面白そうな選択肢がある場合「とりあえずやってみる」を選ぶことにしています。
面白そう・・・というのは「現状を好転させてくれそうな何かがある」・・・場合です。
うまくいく/いかないは別として(←どうせ誰にもわからないので)、とにかく始めてみて、やってから良いのか悪いのかの判断をします。
こうした発想は、たとえば会社内の仕事に置き換えると、そこでは何か新しいことを取り入れようとすると「有無を言わさずすぐに反対する人」がいます。
そういう人は現状から離れることに恐怖を覚えるタイプの人で、新しいことには無条件で反対する・・・というヘンなクセが身に付いている人です。
いわゆるダメサラリーマンタイプの人です。
出世することもリーダーになることも難しいタイプの人で、したがって収入増を見込むことができないタイプの人です。
ビジネスマンは、新しいことが導入されたとき、勇気をもってまずは一歩を踏み出します。
結局はそういう人だけが社内で出世して、安定した収入を得るでしょうし、また独立起業にも向いていると言えます。
新しいことに反対して行動を起こせない人は、ビジネスマンにも起業家にもなれません。
もちろん、そういう生き方もアリと言えばアリですが、私はそういう選択はしてこなかった・・・と思っています。私がもしも変わろうとしないタイプの人間だったら今はどうなっていたか?
今もまだ会社員生活をサラリーマンとして過ごしていて、事あるごとに会社の愚痴を言っていたかもしれません。会社が悪いから自分の惨めな生活があるんだ・・・と。
自分以外のモノ・こと・人のせいにしたり、会社の愚痴を言っていても人生は好転しません。
そんなヒマがあるなら、まずは自分が変わること、自分から変わろうとする気持ち、一歩踏み出す勇気を持つことが大事です。
自分が変わればそれは良い方に変わることもありますし、逆に悪い方に変わることもあり得ます。
でも、仮に悪い方に変わったならそこで再び変わって修正すれば良いですし、良い方に変わったのなら更に良くなるように変わっていくことが大切だと思います。
変化を好む人は成功する可能性が高く、変化を好まない人はいつまでも現状維持に終始してやがて衰退していく・・・というのが世の中の条理だと思います。