ビジネスマンは「仕事をした結果、お金が入ってくる」・・・という流れを是としています。
サラリーマンはこの主客が逆転して、「お金が入ってきた結果、仕事をする」・・・となっています。
ビジネスマンがフォーカスしているのが「仕事/働くこと」です。
サラリーマンがフォーカスしているのは「お金」です。
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サラリーマンが目を向けているのはお金なので、発想の前後に「仕方なく働いている」というイヤイヤ感が潜んできます。
この考えがどんどん強くなっていくと、「あ~あ、仕事をしなくてもお金が入ってこないかなあ・・・」となります。
別にそれがいけないわけではないのですが、心に邪な部分が多いと、「お金さえ手に入れば何をしてもいい」となり、「ラクしてお金を手に入れよう!それにはパチンコだ・・・競馬だ・・・」などと賭け事やギャンブルに走る人もでてきます。
カジノができれば、カジノに走る人も多く出てくると思います。最悪なパターンは犯罪に手を染めることです。
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経営者がそういう考えを持っていると企業では不祥事が起きます。 バレなきゃいい・・・捕まらなければいい・・・などと思うのはアウト!です。
経営者も、お金に焦点を当てることがいけないわけではありませんが、あくまでもお金は結果として(報酬として)ついてくるものだ・・・という意識付けをすることは大切だと思います。
そうしないと、お客さまに見透かされてどこかで客離れが起きます。邪(よこしま)な考え方では、いずれうまくいかなくなるものです。
個人も会社も、仕事に意識を向けて、良い仕事、喜ばれる仕事、感謝される仕事をすることに目を向け続けているほうが、収入(売上)は増えてくるもの・・・だと思います。