子どもは創造力豊かで、なんでも自分のおもちゃにして遊ぶことができます。
ペットボトルでも、野菜でも、鉛筆でも、ハサミでも何でもおもちゃ道具に変えてしまいます。
たとえば、子どもにボールを1つ渡しておくと勝手にそれを使って遊び始めますが、そのときに「あと、バットがあれば野球ができるのになあ・・・」なんて愚痴をこぼすことなんてありません。
今ある(与えられている)ものの中で最大限にそれを活かして自分の楽しみに変えよう・・・としています。
子どもは、自分にかけられている制限や制約を、制限・制約があるとは思っていないわけです。
どんな状態でも、いつも自由です。
こうした姿勢は、大人も見習うべきことだと思います。
大人は子どもと違って、自分に何らかの制限・制約があることに気づいています。
だからこそそれを逆手に取ったり、誰もが無理だと思っていたことに挑戦するなどの姿勢が大切です。
お金がない!もっとお金があったらなあ・・・とか、自分にもし○○があれば自分だってこういうことができるんだけどなあ・・・とか、あいつはいいよな△△があって(俺にはないからなあ)・・・などとは思わないほうがベターです。
愚痴・文句を言って「もっと○○を!」と求めるのは、ときに強いモチベーションとなり得ますが、今あるもの/今の現状の中で創意工夫を凝らしていくことが第一義的に大切だと思います。