心にゆとり(余裕)がある人は、普段から物事をポジティブにとらえる傾向があり、反対に心にゆとりのない人は物事をネガティブにとらえる傾向があると言われます。
ゆとり(余裕)がないときは、誰しも心がパンパン状態で破裂しそうなくらいいっぱいいっぱいになっているわけです。
たとえば、お腹が空いているときは何でも食べたいと思いますし、何を食べても美味しく食べられます。
でも、既にお腹いっぱいの満腹状態だとどんな一流シェフの料理も美味しく食べられません。
余裕がないと、物事をポジティブにとらえることができなくなるのは、ある意味では仕方のないことかもしれません。
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コップに水が半分入っていると、多くの人は「コップに水が半分しか入っていない」と言います。
ネガティブにとらえるわけです。
一方、別のとらえ方をする人もいます。
「なんだ!すでに半分も入っているじゃないか!あと半分でいっぱいになるなんてラッキー!」と考える人です。
ポジティブにとらえるわけです。
「水がコップに半分入っている」という出来事は一つ、でもそこには一つ限りのとらえ方があるわけではありません。
少なくとも、どんな出来事一つに対しても2つ以上のとらえ方があります。
何でも前向きに考えれば、自分の心を傷つけなくて済みます。
自分の心を傷つけない人は、心にゆとりを持てる人です。
心にゆとりがある人は「癒し」を求めません。
必要ないからです。逆に言うと、「癒し」を求めたがる人というのは心にゆとりのない人・・・かもしれません。
では、ゆとりはどういうところから生まれてくるか?
それは、他人に親切にすることで生まれ、未来に希望を持つことでさらに広がっていく・・・と思います。