仕事を辞めたくて仕方がない・・・といった人が安易に独立して起業するのはうまくありません。
なぜか?
それは「独立起業で生計を立てるのはサラリーマンとして生計を立てるよりもはるかに厄介で難しいから」です。
現状の仕事・職場環境から逃げ出したい!という「逃げ」に意識が向かっているサラリーマンは、結局何をやっても成就させることができません。
なぜなら、マインドが不適切な方向を向いているからです。
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投資家と経営者にはある共通点があります。
「リスクを恐れず、リスクを承知のうえで未来に目を向けている」という共通点です。
その結果、多くのリターンを得ています。
サラリーマンはリスクを怖がり、リスクをとるくらいならリターンを得られなくてもいい・・・という発想をしがちです。
これが間違っているわけではなく、この発想も正しいと思います。
リスクを恐れ、挑戦する勇気を出せないとしても別に恥でもなんでもありません。
今、このタイミングでは自分には向いていない・・・と思えばいいだけのことです。
そして、自分には経営者よりはサラリーマンとして勤め人であるほうが良い・・・と理解すればいいだけのことです。
要はその人の生き方・哲学次第です。
ただ、間違えてはいけないのはリスクを怖れてリスクを嫌がっているのに、とてつもなく多くのリターンを望んでもそれは叶えられないよ・・・ということです。
多くのリターン(お金・時間・自由・豊かさ・人脈など)を求めるのなら、ある程度のリスクを許容しないといけないですね。
サラリーマンがサラリーマンとして生きるのも一つの正解なのですが、まだビジネスマンとしての素地ができていないのに安易に独立起業することはおススメしません。
サラリーマンがビジネスマン化してリスクを許容することができる状態になったら、そのときは独立起業しても良いと思いますが、それまでは「待つ」ことも必要です。
サラリーマンは、まず「自分自身のビジネスマン化」を優先して行うことが大事だと思います。