オリンピック男子陸上銀メダルのバトンパスに学ぶ

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陸上競技のリレーで最も難しいのがバトンパスの瞬間だと言われます。

走者から次の走者へ「バトン」を渡すことが何よりも難しい・・・わけです。

記憶に新しいリオオリンピックで、日本はバトンを受け取る走者が手のひらを下に向けてトスしてもらい、渡す側の走者は下から上へバトンを入れる形の「アンダーハンドパス」を取り入れ、見事にそれが奏を功したと言われています。

受ける側の腕が走る姿勢に近いので、スピードに乗った状態でバトンをもらうことができる技術だそうです。

「個」の力に足りないところがあっても「和」の力で補う・・・といったところです。

言えるのは、このバトンパスも練習が必要だということ、その練習も本番も決して一人でできるものではない(2人必要)ということです。

単純に自分だけが行えばいい練習とは大きく一線を画しますね。

・・・・・・・・・・・・・

リレー競技でバトンパスの巧拙でタイムが大きく変動するのと同じように、ビジネスの事業経営においても似たようなことが言えます。

つまり、先代から次代への事業承継がうまくなされないと後の経営が悪化してしまう・・・ということです。

一般的に経営者の年齢は毎年1つずつ上がっていきます。

同一人物が経営者である限り、これは必然の話です。

どこかで人間としての限界がきますし、そうなる前に事業を継承して次の人にバトンタッチすることが必要です。

大事なのは、今の経営者がその意識をキチンと持っていることです。

いつまでも自分がトップに君臨していることを考えている経営者はまだまだ三流の甘ちゃん経営者です。

こんな事がよく言われます。

まだ早い・・・あと○年したら考える・・・その時が来たら息子に引き継ぐつもり・・・など。

ビジネスでは、バトンタッチする側やされる側の当事者だけでなく、主力取引先や従業員や金融機関などが複雑に密接に絡んできます。

親子の承継であれば相続・贈与にからむ諸税金の問題もあります。

しかも二度三度と経験できるものでもありません。

経営者だって人間ですから、いつ自身に不幸が降りかかるかわかりません。

そう考えると、やはり経営者は常に自分がいなくあった後のことを想定しながら、次世代へのバトンパスを考えておくことが重要だと思います。

陸上リレーに例えれば、上から強制的に渡すような「オーバーハンドパス」ではなくて、次の経営者を立てて支えるような「アンダーハンドパス」で承継していくのが良いかもしれないですね。

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