ビジネスは「まず顧客ありき」で、「顧客=需要」が必要です。
その需要を見つめるためのヒント、すなわち新規でビジネスを始めるときのヒントがあります。
それが世の中に各種存在している「不」です(=不○○)。
たとえば、不安・・・不満・・・不便・・・不快・・・などがあります。
そのどれもにおいて「不」を外すことができたら人は喜びます。
金を支払ってもそうしたい!・・・と思う人は少なからずいるものです。
そこで言えるのは「その不を外すことには必ずビジネスのチャンスがある」ということです。
ただし、これら「不○○」というのは各人が事実を自分なりに解釈したものであって、事実そのものではありません。
したがって、ある人には有効なその解消方法も別の人には有効ではなかったりします。
すべての人に需要があるわけではないけども、その需要の濃度によってビジネスモデルが成り立つ・・・とキチンと理解したうえで事業進出してみることが大切です。
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本の出版やセミナーも同様です。
さまざまな「不」を外すためのヒント、ノウハウを提供する「本・セミナー」になっていれば、ある一定の人たちには需要があります。
その需要が多ければ多いほど人気が出るでしょうし、需要が少なければ人気薄となります。
商品・サービスはその商品・サービス自体に価値があるというよりも、それを手にすることによって得られる「何か」があるから価値があります。
日々の生活の中でちょっとした「不」に出会ったとき、そのまま素通りしてしまうことがほとんどですが、目ざとい人、チャンスに敏感な人には千載一遇の時です。
「この不○○をどうすれば解消できるだろうか?」と考えてみると、何か方向性が見えてくるかもしれませんね。