大家さんの視点と一般事業会社の視点

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

不動産投資は、見方を変えれば「不動産賃貸経営」です。

不動産の中にもマンションやアパートや戸建てや駐車場などいくつも種類があり、言い換えると「収益不動産」と呼ばれます。

収益不動産を「不動産賃貸経営」といういわゆる「経営」の角度から見たときには、一般的な事業会社と同じで「所有と経営の分離の概念」も生じてきます。

つまり、その収益不動産を所有しているのは自分だけども、それを経営しているのは必ずしも自分とは限らない(他の人・法人)・・・という考え方です。

ちなみに、一般事業会社だと「所有が株主」であり、「経営は取締役」になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・

一般事業会社では、営業活動を行なって新規のお客さまを獲得し、可能な限りリピート顧客となってもらって商品・サービスを販売していきます。

そうすることで売上が上がり、そこから経費を引いた残りが「利益・儲け」となって、会社は生存していけることになります(利益・儲けがなければ倒産です)。

所有者である株主が自ら営業活動を行なって新規顧客を獲得することもなければ、同じく新規客をリピート客に誘うような活動を行うこともありません。

また株主がマーケティング調査を行なったり、宣伝広告活動を行なったり、商品・サービスの開発を行なったり、四半期ごとの決算を行なったりすることもありません。

それらは「所有者側」がするのではなくて、すべて「経営者側」が行います。

不動産賃貸経営でも同じように考えることができます。

収益不動産の所有者はそうしたことをすべて「(疑似)経営者側」にバトンタッチして、自らは何も活動することなく、「判断のみ」を行ないます(所有者自身が経営者になることもあります)。

そして、最終的な果実である「家賃」という名の収入を得ます。

それらすべてを自分の手で行う=所有と経営の分離がされていない状態なのは昔ながらの「大家さん」・・・と呼ばれる人たちです。

「大家さん」は、自分で入居者を募集する活動を行ない、清掃をしたりリフォームをしたり、自分で確定申告の書類を作成して納税を行なったり・・・と、所有と経営の分離がなされていない形態だと言えます。

「所有と経営を分離している」と所有者が意識をすれば、そうした活動を賃貸管理会社/リフォーム工事施工会社/税理士などに任せる発想が浮かんできます。

任せることで、新規顧客を見つける宣伝広告活動も、実際に新規客(=入居者)を見つけて契約をするのも、その後のフォローも、決算時の書類作成・申告もすべて自分以外の人にやってもらう発想も出てきます。

大家さんの視点で不動産経営をするのか、それとも一般事業会社の視点で不動産経営をするのか?

それは各人の判断次第で、どちらを選んでも正解です。

私は「大家さんの視点で自分の経験値を高めつつも、基本的には一般事業会社の視点で行なう」のが良い」と思っていますし、実際そのようにしてきました。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-11-14

    【リーダーシップ】下の世代に受け継いでもらうこと/もらわないこと

    ハンムラビ法典にある「目には目を歯には歯を・・・」というのは、要はやられたらやり返せ!ということで、…
  2. 2018-6-16

    フォード車はなぜ黒色が多かったのか?

    「自動車の育ての親」とされるアメリカのヘンリー・フォードは実際に自動車を発明したわけではありません。…
  3. 2017-8-14

    稼ぐ力を持っている人は強いです

    ビジネスは「まず顧客ありき」ですが、併せて「営業力が必要」です。 すなわち「稼ぐ力」です。 …
  4. 2017-1-21

    エビでタイを釣る/返礼品でお金持ちを釣る/ふるさと納税

    「ふるさと納税」は前々からありましたが、テレビでこれほど宣伝されるのはつい最近になってからのような気…
  5. 2019-5-22

    リタイアするときまでに、その後の「主となる収入源」を確保しておく

    政府は「生涯現役」を掲げ、現状の公的年金の支給開始年齢を65歳から70歳に引き上げようと画策している…
  6. 2018-9-23

    【重要】あなたが得る収入の「本質」とは?

    よく言われることですが、人生で大成功をする人というのは自分のことだけではなく、他人も成功したり幸せに…
  7. 2017-2-26

    お金がない!と思ったら…(お金を自由に稼げる方法・仕組みを持っていますか?)

    「お金」を持っていないと悩んでいる人の本質的問題は、「お金がない」ことにあるのではなくて、「お金を得…
  8. 2017-4-18

    給料を増やせる職業と働き方とは?

    一般的な会社務めの仕事で手っ取り早く多くの給料をもらおうと思えば、就くべき職種は「営業職」です。 …
  9. 2020-6-1

    「投資」に対してポジティブなイメージを持とう!

    お金に関するトラブルは後を絶たず、世間では「株式の売買で損をした」・・・「FXで貯金をすっからかんに…
  10. 2018-2-4

    ピンチ(問題勃発!)のときはこう考えよう・・・

    問題が起きた時には「今、自分は試されてる」・・・と思うようにすると、人は冷静になれます。 何か…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る