「トモダチ作戦」の訴訟問題とリスク管理

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

小泉元首相が涙を流して悲しんだ・・・というニュースが少し前報道されていました。

原因は何かというと、東日本大震災時に「トモダチ作戦」で救助活動を行ってくれたアメリカ航空母艦「ロナルド・レーガン」の乗組員らが被爆をしたとして東京電力を相手取って訴訟を起こした件が発端です。

小泉元首相が嘆き悲しんだのは「彼らが被爆した・・・ 」という気の毒な点だと思いますが、私がそこでおやっ?と思ったのは訴訟を起こした場所(裁判所)がアメリカだった・・・という点です。

どうもサンディエゴの連邦地裁に訴えを提出したらしいですね。

不思議なのは、アメリカの裁判所になぜ日本の東京電力に対する損害賠償訴訟の管轄が認められるのか?・・・ということです。

・・・・・・・・・・・・・・・

これにはちょっとした裏がありました。

背景に「東京電力はワシントンにアメリカ事務所を構えている」という事実がありました。

アメリカに支店・事務所があれば、そこへ訴えを起こすことができます(自動車メーカーなどはこうした事例がよくありますね)。

どうして事務所を業務に関係のないアメリカに置いていたのか?

→ 表向きはどうであれ偏に税金逃れと東電幹部の訪米(外遊)時にいろいろお世話をするため・・・???。

それが今回は逆に仇となって訴えを起こされてしまったのだと思います。

今回の訴訟は日本円にして約120億円の賠償を求めるものです。

最近はパナマ文書問題でも租税回避の問題が大きく取り上げられたり、舛添都知事の外遊費用の金額の大きさなども取り上げられています。

一言でまとめるとそれらはすべて「リスク管理の手際の悪さ」に行き着きます。

(結果論ですが)東京電力のリスク管理はうまくなかったようで、私たち部外者はこうしたところからも何かを学ぶことが大切だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2020-6-20

    【重要】自分で老後の生活資金を確保しなければいけない時代

    これまで政府が「安心、安心」と言ってきた公的年金制度は、まあ崩壊することが仮にないとしても、老後の生…
  2. 2019-6-25

    予備対応話法という販売テクニック

    営業では「対応話法」という概念を大切にすることが必要で、これができていないとなかなか売上を伸ばすこと…
  3. 2017-10-14

    年収ばかりを追い求めないで・・・

    人が幸せを感じる主な要因の一つに「お金(収入・貯金)の満足度」が挙げられます。 確かに、収入が…
  4. 2017-5-14

    事実と意見の違いに注意を!

    本を出版するときは必ず「プロフィール」を記載します。 これがけっこう曲者(くせもの)です。 …
  5. 2021-5-14

    FIREに学ぶ「支出から割り出す」財資産の金額

    昨年、アメリカでは「FIRE」と呼ばれるライフスタイルが注目され、それに関する本がよく売れたそうです…
  6. 2017-11-23

    1日8時間労働に囚われていませんか?

    今日(11月23日)は、勤労感謝の日ですね。 いつも健康で働ける身体があること、働く職場がある…
  7. 2019-7-13

    お金は稼いだら「増やしてから」使おう!

    かつて戦後の時代など、「モノがない時代」というのは「(モノが)あるだけで」幸せでした。 当時は…
  8. 2021-3-19

    「何を」節約するか?が大事

    節約をするなら、たとえば「少しでも多くの金を貯める/残す」といった目的意識を持ち、自分で自分に言い聞…
  9. 2018-9-20

    「お金」という結果を求めるなら【原因】をつくらなければいけない

    多くの人は、「収入が増える(稼ぎが多くなる)」という「結果」を求めます。結果を求めるのはいいのですが…
  10. 2019-5-22

    リタイアするときまでに、その後の「主となる収入源」を確保しておく

    政府は「生涯現役」を掲げ、現状の公的年金の支給開始年齢を65歳から70歳に引き上げようと画策している…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る