「トモダチ作戦」の訴訟問題とリスク管理

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小泉元首相が涙を流して悲しんだ・・・というニュースが少し前報道されていました。

原因は何かというと、東日本大震災時に「トモダチ作戦」で救助活動を行ってくれたアメリカ航空母艦「ロナルド・レーガン」の乗組員らが被爆をしたとして東京電力を相手取って訴訟を起こした件が発端です。

小泉元首相が嘆き悲しんだのは「彼らが被爆した・・・ 」という気の毒な点だと思いますが、私がそこでおやっ?と思ったのは訴訟を起こした場所(裁判所)がアメリカだった・・・という点です。

どうもサンディエゴの連邦地裁に訴えを提出したらしいですね。

不思議なのは、アメリカの裁判所になぜ日本の東京電力に対する損害賠償訴訟の管轄が認められるのか?・・・ということです。

・・・・・・・・・・・・・・・

これにはちょっとした裏がありました。

背景に「東京電力はワシントンにアメリカ事務所を構えている」という事実がありました。

アメリカに支店・事務所があれば、そこへ訴えを起こすことができます(自動車メーカーなどはこうした事例がよくありますね)。

どうして事務所を業務に関係のないアメリカに置いていたのか?

→ 表向きはどうであれ偏に税金逃れと東電幹部の訪米(外遊)時にいろいろお世話をするため・・・???。

それが今回は逆に仇となって訴えを起こされてしまったのだと思います。

今回の訴訟は日本円にして約120億円の賠償を求めるものです。

最近はパナマ文書問題でも租税回避の問題が大きく取り上げられたり、舛添都知事の外遊費用の金額の大きさなども取り上げられています。

一言でまとめるとそれらはすべて「リスク管理の手際の悪さ」に行き着きます。

(結果論ですが)東京電力のリスク管理はうまくなかったようで、私たち部外者はこうしたところからも何かを学ぶことが大切だと思います。

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