人は大なり小なり、お金に対しての不安を持っているものです。
特に結婚して子どもをもつ家庭の30代・40代サラリーマンはそう感じていると思います。
サラリーマンが不安に思うお金に関することはだいたいこうです。
1.支出が収入を超えていくのではなかろうか?
2.収入が下がるのではないか?
3.収入がなくなってしまわないか?
収入がなくなる・・・というのはすなわち勤務先が倒産する/会社を辞めさせられる・・・ということです。
国税庁の統計情報(2010年発表)によれば、会社を設立して3年以内には35%の会社が倒産して、5年以内に85%が倒産、10年以内には93.7%の会社が倒産している・・・とのこと。
会社経営=稼ぎ続けること・・・は、難しいものです。
経営が成り立たない/お金を稼げない・・・ということはそこで働く人の生活が脅かされ、場合によっては社員の死に直結する恐れもあります。
決して他人ごとではないと思います。
サラリーマン家庭だってお金がないと生活できませんし、住む家もなくなりますし、子どもを学校に行かせることもままならなくなります。
現代人が生きていくには、お金を得ることがすべての前提であり、お金を得なければ生きていけない世の中です。
そのために、個々人がお金を「稼ぐ力」を身に付けることが必要です。
合わせてお金を「増やす力」を身につけておくことも大事です。
サラリーマンが会社に依存していると、お金を「稼ぐ力」は身に尽きません。
身につかなければ発揮することも当然できません。
お金を稼ぐ力と増やす力を身につけてかつ発揮することは、言わば「自由に生きる未来を手に入れる」ことに直結すると思います。
会社から給料をもらえている間に、自分自身が成長してお金に関する能力を鍛えておくことが大事だと思います。