毎月1万円を積み立てていくと・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

「毎月少しずつお金を貯めていきなさい。そうすれば年末にはビックリするでしょう・・・・・・あまりの少なさに!」

と言ったのは、アーネスト・ハスキンズ(作家)ですが、確かに給料からコツコツと貯金をしていっただけでは蓄えられるお金がそんなに大きな金額にはなることはありません。

「貯める」だけではダメで、「増やす(運用する)」という発想が大切です。

毎月1万円を貯めていくだけだと、1年で12万円⇒25年で300万円です。

今40歳の人が65歳まで継続して、やっと300万円の老後資金が貯まるだけ・・・となります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

では、これを運用したらどうなるか?

毎月1万円の積み立てを年利5%の運用で25年続けたとします。

25年後にはいくらになっているか?

答えは2つあります。

1. 315万円

2. 601万円

1は単利で運用した場合で、2は複利で運用した場合の金額です。

単利運用と複利運用とでは約2倍の差になるとは、何ともやはり複利はすごい力がありますね。

同じ金額を積み立てしたとしても複利を使った運用では25年後に約200%近い差が生まれるわけです。

1万円を25年積み立てる・・・という行為は同じで、かける労力も同じですが、その効果は大きく異なるわけで、ここで大事なのは「複利と時間」です。

複利運用は1年、2年では単利と比べてもそれほどの差にはなりません。

でも、長期にわたって時間を味方につけていくことで差が大きく開いていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここでもう一つちょっとした手があります。

毎月1万円を25年間ということは合計では300万円を投じるわけですが、このときに最後の2年間に投じる1万円を最初の2年間に持ってきます。

つまり、最初の2年間だけは毎月1万円ではなく2万円を積み立てていきます。

3年目からは1万円の積み立てになりますが23年間で積立は終了して、最期の2年間は積立ナシで運用だけ・・・となります。

するとどうなるか?

→ 約660万円になります。

これも複利の持つ力です。

複利は時間をかえればかけるほど威力を発揮しますから、できることなら最初から大きな金額を投じたほうが(運用時間が同じでも)得られる結果は大きくなります。

特に難しいことをしたわけではなく、原理原則を守ってちょっと工夫しただけですが、お金がお金を生む・・・というのは面白いものですね。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-8-13

    投資とは「買ったモノをそのままなのにお金を返してもらう」ようなこと

    投機は、買ったモノを転売することでその売買差益を狙う行為です。 多くのビジネスの仕組みはこれと…
  2. 2019-6-28

    その人は何の「プロ」なのか?

    世の中には「プロ」と「アマ」の2とおりの人がいます。 「プロ(プロフェッショナル)」とは、…
  3. 2018-2-5

    一億総副業(複業)の時代が来るのか?

    昔から農業を営む人が農業以外の仕事にも就いて収入を得る・・・という「兼業農家」が存在しています。 …
  4. 2022-1-29

    宿命から脱却して運命を引き寄せる/機会を創造する

    「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」とは、株式会社リクルートの創業者/江副 浩正氏の言葉…
  5. 2018-3-20

    事業等で再出発するときに誓うべき一つのこと

    物事が想定していたとおりいかずに行き詰まり、やがて再出発せざるを得なくなるときがあります。 事…
  6. 2016-12-17

    【財資産の重要性】会社を辞めたら収入はどうなりますか?

    サラリーマンは、今はちゃんと勤務先があって、会社へ行けば仕事があって、毎月決まった日に給料が入ってき…
  7. 2025-2-5

    唯一の正解が見つけにくい時代をどう生きていくか?

    学校の試験では「正解は一つ」でした。 大人になって社会の中で生きていくといろんな出来事に遭遇し…
  8. 2019-10-15

    相場が下がって安くなったときに買って損をした人はいない?!

    株の売買で儲けるなら、基本は「安く買って高く売る」です。 問題は、いつ、いくらなら、「安い…
  9. 2017-12-13

    2回立ち読みするほどの雑誌や本は・・・

    書店やコンビニでは雑誌や書籍を立ち読みすることがけっこう可能です。 たまたま時間が空いたときな…
  10. 2020-12-20

    使えばなくなる現金、お金を生み出す資産

    一般的に、公務員の給料日は毎月20日、民間サラリーマンの場合は25日や30日、中でも中小企業の場合は…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る