学校の試験では「正解は一つ」でした。
大人になって社会の中で生きていくといろんな出来事に遭遇しますが、そこで気づかされるのは「正解は一つとは限らない」・・・です。
社会で遭遇する問題・課題にはむしろ複数の正解があり、もっと極端に言うと「どれも正解」です。
たった一つの正解だけが存在すると信じこまず、果敢に攻めてどれも正解にしていくくらいの行動力と問題解決力を身につけることが大切だと思います。
昭和のテレビCMに「わんぱくでいい、逞しくあれ!」・・・という食品メーカーのCMがありましたが、これくらいの気概が今求められている気がします。
また、今後はAIによる「答えの導き」がますます頻繁になっていくかもしれません。
答えを出すのはAIに任せ、自分は行動力で結果を導く・・・という姿勢が大事になっていくと思います。
昭和の大量生産・大量販売の時代は、上司の指示に盲目的に従う社員が重宝されました。
これからはダメなものはダメ!と言い切ったり、社内で改革を起こす気風を持っていたり、どんな回答でもそれを正解に導いていけるような社員が求められると思います。
唯一の正解がないような課題は今後も増え続けると思います。
正解がないことに意思決定することが必要となり、そうした中で組織を前進させるリーダーシップを発揮できる社員が重宝されます。
一言一句、漢字の誤りなど重箱の隅を突くような昭和の時代は去りました。
重箱のど真ん中を堂々と意思決定させていくことが大切です。
結果を極端に恐れることなく(失敗することを怖がらない)、成功を諦めずに行動し続ける姿勢がより重要になっていくと思います。