サラリーマン人生を経済面だけで言い換えるなら「生涯賃金を稼いでいる間の人生」と言えます。
そして、一般役なサラリーマンの生涯賃金は、約2億円~3億円と言われています。
考え方を変えれば、別に長~いサラリーマン人生をかけて(約43年)その2億円~3億円を稼がなくても、その半分の期間(≒22年)で稼いでも構わないわけです。
それに、人の本当の人生は「生涯賃金を稼ぎ終わったところから始まる」・・・と言えるかもしれないのです。
もしそうだとしたら、やはり1日も早く生涯賃金を稼ぎ終えることが大事です。
会社が定める65歳・・・もしくは70歳を迎えて生涯賃金を稼ぎ終えるとしたら、その後の人生はほとんどの日向(ひなた)ぼっことと多少の旅行で終わるかもしれません。
でも、50歳までに生涯賃金を稼ぎ終えれば50代以降はまだまだ自分の好きなこと/やりたいことをするのに十分な体力と気力があります。
仮に、定年まで会社で働き続けたとしても、1日も早く生涯賃金を稼ぎ終えよう!という意識をもって働いていたとすれば、その間の仕事の中身・濃度はそうでないときよりはるかに濃いものになって充実した会社員人生を送れたことになる・・・と思います。
サラリーマンは、生涯賃金を早く稼ぎ終えて自分の本当の人生を早く手にする・・・という発想を少しは持ったほうが良いと思います。