人生では、どれだけお金を稼ぐか?よりも大切にすべきことはいくらでもあります。
でも、生きていくうえではどうしても「お金が必要」なので、約100年という人生の中では「どれだけお金を稼ぐか?」を大切にする時期があっても仕方のないことだと思います。
他者との交わりが希薄になりがちな都会生活をしている人や、定住先・定職を持たない人や、自ら経営者としてビジネスを展開している人というのは、常にお金のことばかりを考えるようになり、いつしかそれに囚われるようになりやすくなります。
面白いのは、そうした人の周りにはそうした人が集まってくるもので、まさに「類は友を呼ぶ」・・・です。
そうした人たちの会話では仕事や投資の話題が中心になり、お金をたくさん持っている/稼いでいる人ほどスゴイ!という価値観が共有されがちです。
そのため、ますますお金のことばかりに囚われるようになり、世間を見る目が「お金が尺度」といった偏った目になっていくので注意が必要です。
この価値観の中にいると重要なことを忘れてしまいます。
それは何か?・・・というと、「お金を稼ぐことより、人生を満喫することのほうがもっと重要だ」ということです。
そもそも、なぜお金を稼ぐのか?というと、そのお金を使って人生を満喫するため/自分の夢や目標を実現するため・・・だったハズです。
それなのに、いつしか周りの雰囲気に流され、押され、原点を見失い、忘れてしまって、いつしか目的と手段がごっちゃになったり入れ変わったりしてしまうわけです。
お金を稼ぐところで止まってしまって人生満喫までいかないとしたら、ちょっともったいない話です。
また、いつかは人生満喫したいな・・・と思っていたとしても、お金を稼ぐことばかりに囚われているとそのいつかがいつまでもやってこなくなります。
お金を増やす競争で遅れをとるのではないか、と疑心暗鬼になって心配になるからです。
もっと人生を満喫することに時間を使うことを意識してみると良いと思います。
そのためにも、お金を目的ではなく手段に考えることをいつも忘れないように気をつけることが大事だと思います。