アメリカの経済学者でバフェットの師匠と言われている投資家ベンジャミン・グレアムはこう言っています。
株式市場は短期的には人気投票の場に過ぎないが、長期的には「価値」の計算機として機能する
・・・と。
企業は「世のため、人のため」に貢献し、問題解決をする活動を元に利益を出し続けることが宿命的に求められています。
上場企業はそうした自社の株式を広く誰でも購入・売却できるように株式を市場に公開しています。
長期的な観点で言うと、企業の利益の成長と企業の株価の成長がリンクしていくことが望ましく、その間の短いスパンで株価の上下変動はつきものです。
「株式投資家」は株式市場を通して自分のお金を株式に交換し、株主というオーナーの一人になることでその企業の成長・発展(もしくは停滞・衰退)を見守ることが可能となります。
ただし、株を買って毎日数分ごとに株価を気にしてチェックしているようでは他のことが手につきません。
サラリーマンがそんな状態になると仕事に集中して取り組むことができなくなります。
それは避けるべきです。
そんな人は株式相場に手を出さないほうが良いし、短期的な人気投票に惑わされず長期的な視点で企業の利益と株価の連動に期待する意識をしっかり持つことが大事だと思います。