自宅用に購入した不動産を賃貸にまわす

サラリーマンとして働く別々の2人がまったく同じ4000万円の家を購入したと仮定します。

 

Aさんはその家に自分が住み、毎月10万円のローンを返済します。

 

Bさんも毎月10万円のローンを返済しますが、その家を他人に貸し出して家賃15万円をもらうことにしました。

そのため、実質的な自分の持ち出し金はなく、逆に毎月5万円の収入が増えていきます。

 

どちらの人も「不動産を購入したこと」に変わりはありませんが、その購入した不動産を「お金を支出する財負債」としているか、「お金を生み出す財資産」としているかが大きな差異です。

 

スタートは同じでも、得られる結果は短期的にも長期的にも異なります。

 

また、Aさんの場合、ローン返済の原資は自分が毎月会社からもらう給料ですから、何らかの事情で給料がもらえなくなったり減額されたりした場合はローンの返済に貯金を取り崩す必要が生じます。

 

自分自身が身体を壊したり家族が病気になって看病が必要になれば、たちまちローンの返済が滞ってしまうかもしれません。

 

一方、他人に貸し出すことを選択しているBさんの場合は、たとえ自分の給料が減ったとしても、直ちに経済的破綻に追い込まれることはありません。

ローンの返済は家賃収入で賄われているからです。

 

仮に入居者が退去になってローンの返済を自分のお金でしなければいけなくなったとしても、その段階でようやくAさんと同じ境遇になっただけの話です。

 

それまで毎月5万円の黒字+自分の給料だったわけですから、蓄えているお金もAさんより余裕があると言えます。

 

つまり、Aさんよりかなりのアドバンテージをもって生きていることになります。

 

次の入居者が見つかれば、ローン返済は再び家賃収入で賄うことができます。

 

場合によってはローンの繰り上げ返済を行なって返済額を減らすことも可能です。

 

あるいは、貯めたお金で新たな不動産を購入することだってできます。

 

・・・・・・・・・・

投資リスクは、投資先そのものにリスクが存在しているとは限りません。

 

投資手法や投資をする人にもリスクが潜在しています。

 

リスクを正しく学び、リスクを許容し、セオリーに則った適切な手法を用いるなら、不動産投資におけるリスクは限りなく抑えることができ、将来的にも良い結果を導き出すことができると思います。

 

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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