事業が不振だった時の事業報告書は要チェック!

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

上場企業では、事業年度ごとに必ず決算短信を提出して広く投資家の人の目に触れるようにすることが義務付けられています。

また、決算短信とは別に「事業報告書」なるものを発行している会社がほとんどです。

私も現役時代は、当然にこの決算短信や事業報告書の作成、文章の執筆、校正チェックなども行なっていました。

そうしたとき、会社の業績が予想以上に伸びているときは、文章も書きやすく筆も走りますが、業績が計画より低かった/不振だった時は株主への謝罪等もあってなかなか文章を書くのには時間がかかったものです。

まあ、決算短信よりも事業報告書のほうが堅苦しくなくてどちらかと言えば書きやすかったですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アメリカで調査されたあるデータによると、こうした事業報告書の中に書かれている文章・・・特に業績が不振だった時の経営者の考え方やコメントを読めばその会社の「その後」を予測しやすい!・・・そうです。

どういうことか?

たとえば「当社を取り巻く社会環境が想定外に悪化したため・・・」「為替が急激に円高(円安)に振れたため・・・」「導入したコンピュータシステムに欠陥があると指摘されたため・・・」など、「会社の外」に不振の原因を求めているコメントだと、その会社の将来はない!ということです。

反対に「我が社の業績が下がったのは偏に社長である私の経営判断が甘かったからであり・・・」とか「システムを管理する人的資源を確保できなかった経営陣に責任があり・・・」と、「会社の内」に不振の原因を認めている会社はその後も有望(伸びる可能性大)!ということです。

その調査によると、実際そのとおりの業績になっていったそうです。

ある意味では当たり前のことですが、けっこう見逃されがちだと思います。

非があるのは自分のせいじゃない、外部環境が悪いのだ・・・と逃げる経営者はアウト!です。

自分たちの責任だ・・・と素直に力量不足を認め、そのうえで改善しようとする意欲を持った経営者のほうが会社を立て直し、成長発展させられるのは当然だと思います。

そして、これは会社経営だけでなく、個人に置き換えて考えても、まったくもって同様のことが言える・・・という点が最も重要なことだと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2022-1-18

    長きに渡って通用するものを身につけよう!

    勉強でも仕事でも、人は短期で結果が出ることを追い求めがちです。 確かに「求…
  2. 2024-9-13

    チューリップバブルは6週間で終焉を迎えた・・・

    2024年9月の第2週の金曜日で13日・・・というと、何となくニューヨークの金融恐慌が始まったときの…
  3. 2018-3-4

    「自信がある人」の共通点とは?

    自分に自信を持つことは、平常心を保てることにつながりますし、いろんな局面でその自信が良い方向へ物事を…
  4. 2017-4-17

    経営者はブランド力を意識して経営を!

    よく「ブランド」という言葉を私たちは使いますが、その言葉の定義を求められるとなかなか即答できる人は少…
  5. 2018-5-23

    「強制貯金をすること」の隠された意義とは?

    投資をするには、軍資金として500万円とか1000万円といった元金が無いよりもあったほうがベターです…
  6. 2022-10-11

    実践しない戦略は絶対に実現しない

    Things may come to those who wait,but only the thi…
  7. 2018-6-25

    私たちにかかる全ての税金を知っていますか?

    私たちは日々いろいろな税金が存在する中で生活をしています。 所得税・・・住民税・・・消費税・・…
  8. 2018-6-7

    お金持ちが政権安定を望むわけとは?

    先日のニュースで、あるアンケート調査によると「富裕層ほど現政権の維持を望む声が多くなっている」・・・…
  9. 2017-6-6

    サラリーマンと自営業者の課税上の違い

    サラリーマンは自ずと「コストアフター」の概念が当たり前になります。 コストアフター・・・とは、…
  10. 2020-3-25

    【2020年3月株式暴落状態】株価暴落時の株の買い方

    3月の株式市場では上場している株式がほぼ全面安・暴落状態となり、ほんの1ヶ月前と比べると2割~3割ほ…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る