政治家の暴言はなくならないもので、今度は山形県鶴岡市議会の草島議員の暴言がニュースになっています。
「人間のクズ!」と言い放ち、それを正当化しようとする姿勢にはあきれるばかりで、もはや議員としての資質は感じられないと思います。
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政治家は大臣など上位の立場になればなるほど、その言動が国民に注目され、思わぬ一言で辞任に追い込まれることがあります。
言葉はとても重要で、何気ない一言が自分自身に跳ね返ってきて傷を負ってしまうこともしばしばあります。
以前、自民党の伊吹文明氏が政治家の発言時の注意点を頭文字を「た」とする6つにまとめて説明されていました。
曰く、「政治家は何かを言うときに心得として6つの「た」が重要だ・・・」と。
6つの「た」とは次のとおりです。
1.立場を弁(わきま)えること
2.正しいと思っていることを話すとき
3.多人数の場で話すとき
4.旅先で話すとき
5.他人の批判をするとき
6.例え話をするとき
これら6つの「た」を意識して、何かを話すときにちょっと一呼吸入れて慎重に話せば、そんなに変なことにはならない・・・ということです。
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政治家だけに限りません。
芸能人でも、一般企業人でも、公務員でも、誰であっても・・・みんな言葉には気をつける必要があります(まあ、気をつけてもミスをするのが人間ですが・・・)。
ビジネスでは、そのミスをいかにして防ぐか?・・・が重要となるため、「ミスの起きないような仕組み作り」が求められます。
ただ、人を介して出てくる「言葉」については、やはり本人が都度意識して気をつける以外に妙手はありません。
あえて言うなら、普段から
1.ネガティブなことを言わない
2.批判する言葉を発しない
という習慣が大切だと思います(特に2.が大事ですね)。
習慣はふとした時にポロッ!と出てしまうので、普段からヘンな習慣を身に付けないように真っ当な生き方を心がけることが大事だと思います。