
タモリさんは昔、遊びの場に遅れてくる人には激怒した・・・と聞きました。
「仕事には遅れて来ても良いけど遊びは許さん!」と言われた芸人はたくさんいた・・・とか。
一般的には逆のパターンだと思いますが、きっとタモリさん流の哲学があるのだと思います。
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遊びの時間はキッチリ作れるのに仕事の時間はだらしない人は多い・・・とか、仕事ができる人は遊びの時間もキッチリできる人が多い・・・と言われたりします。
人の意識の持ちよう次第だと思うのですが、「他人に迷惑をかけない範囲」でキッチリしているのであればあくまでも自己責任で収まって良いと思います。
他人に迷惑をかけるほどだらしないのはうまくないと思います。
時間は「ある」もの・・・というより、意識して「つくりだす」ものと言われます。
つまり、仕事であろうと遊びであろうと、時間が無い!と騒ぎ立てる人は無能に属する人です。
有能な人は知恵を絞って仕事でも遊びでも何とかして「時間をつくる」ようにします。
よく飲み会に遅れて「仕事だったんだから仕方ないでしょ」・・・と言い訳をする人がいますが、そういう人の大半は仕事ができない人だったりします。
なぜなら、そういう人は自らの意志で時間をつくり出せない人だからです。
その日の何時からは飲み会だ・・・とわかっているのですから(決めたわけですから)、他の用事は最初から断れば良いだけ・・・です。
もちろん事情によってはそれができないこともありますが、後からの所要を断れないというのは、意思が弱いか、段取りが甘いか、断れないことを要求してくる相手との関係性の作り方に問題があるとも言えます(ちょっと厳しい言い方ですが)。
少しキツイことを書きましたが、自分の人生は自分でコントロールすることが大事で、他人にコントロールされているようでは本当の自分の生き方をしていないことになります。
飲み会に限らず、「この日の何時からはこれをやるから絶対に他の用事をブロックするぞ」と決め、後はそれを実行する姿勢が自分の人生を生きるために大切です。
誰がその時間を邪魔してこようが怯まず、かつ仕事にも穴を開けず、そしてできれば相手に不快感を与えない・・・ということができるようになりたいものです。
こうしたことは「一事が万事」です。
これができるようにならないと、いつまで経っても自分の時間をコントロールできず他者に良いように振り回される人生を送ることになりかねません。
時間は「ある」ものと思わず、時間は「自分でつくりだす」ものという認識で、自分の意思で時間をコントロールしていくことは大事なことだと思います。