誰が悪いのか?→誰も悪くないと思おう!

出来事は一つ、とらえ方はさまざま・・・です。

その出来事にどのように対応するかが大事ですが、捉え方をちょっと変えるだけで人はいくらでも幸せになれると思います。

特に何か問題が生じたときに、第一優先に「犯人探しをする」のではなく、みんなが気持ちよくいられることを優先するのも一手です(刑法事案を除く)。

・・・・・・

テーブルの端にコップが置いてあり、たまたまテーブルを拭いていたおばあさんが誤って床に落とし割ってしまったとします。

誰が悪いのか?

おばあさん 「私の不注意でごめんね」

子ども 「僕がそんなところに置いたのがいけなかったんだ、ごめんなさい」

お父さん 「危ないな、と思っていたのに何も言わず俺が悪かった」

お母さん 「すぐに割れてしまうコップを買ってきてごめんね」

→ もっと気をつけて拭けばよかったのにそれをしなかったおばあさんが悪いのか?

→ そもそもコップをそんな端に置いた子どもが悪いのか?

→ その場所にコップがあると落ちて割れる恐れがあると気づいていたのに何もしなかったお父さんが悪いのか?

→ 落ちたら割れてしまうようなコップを買ってきたお母さんが悪いのか?

捉え方次第ですが、誰も悪くないと捉えるほうがみんなハッピーでいられます。

みんながそれぞれ「自分に非があると謝る姿勢」は見ていて心が洗われますし、なんとなくホンワカとします。

「みんなが自責の人」だと場が和み争い事になりません。

最後はみんな笑って終わり・・・です。

これが逆に「みんなが他責の人」だと違います。

しつように相手を非難し、相手に責任があると主張し、とにかく非を認めない相手に非を認めさせようとやっきになります。

自分も非を認めませんが、自分は非を認めなくて良いけど、相手が認めないのは良くないという自分本位の考え方に走ります。

結局、争い事になります。

これが国家間だと戦争につながるかもしれないし、会社間・個人間だと裁判にまで発展するかもしれません。

笑える人は誰もいません。

みんなしかめっ面、プンプン顔で終わりです。

どちらが健康的にも社会的にも良いか?

前者だと思いますし、前者のような関係であってほしいと思います。

他人のせいにするのは簡単ですし、他人を責めるのも簡単です。

でも、そこから生まれるのは「怒り」であり、怒りの行き先には往々にして「後悔」があります。

できることならみんなが笑顔でいられて、いつもにこやかに過ごせる社会であってもらいたいし、そのためにも「出来事に対する捉え方をちょっと変えてみる/自責の人になる」ということを意識してやってみると良いと思います。

澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2023年6月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2022-10-11

    実践しない戦略は絶対に実現しない

    Things may come to those who wait,but only the thi…
  2. 2017-6-16

    リーダーが社員に与えるべき正しい負荷とは?

    作用があれば反作用があるように、負荷をかけるとその負荷に反発してある種の「力」が起きます。 筋…
  3. 2017-8-3

    ○○歳のときにやっておくべき△個のこと

    人間の年齢を数えるときに1歳はひとつ、2歳はふたつ、3歳はみっつ・・・と数えていきますが、10歳では…
  4. 2017-9-27

    欲しいモノがあるのに、お金がないとしたら・・・

    何か(商品・サービス)を欲しいなら、お金を出して購入すれば誰でも手に入れることができます。 と…
  5. 2017-4-13

    企業にとっての「優良顧客」とは?

    自社商品を購入してお金を支払ってくれる人はどんな会社にとっても「お客さま」ですが、あえて区別をすると…
  6. 2022-4-23

    やる気に火がつくセリフ/火を消すセリフ

    社員には「やる気のある」社員と「いる気のある」社員がいるように思えます。 「やる気がある」とい…
  7. 2017-4-18

    給料を増やせる職業と働き方とは?

    一般的な会社務めの仕事で手っ取り早く多くの給料をもらおうと思えば、就くべき職種は「営業職」です。 …
  8. 2019-5-7

    貯めて増やすことは面白い!

    ある生命保険株式会社の調査によると、4人に3人(77%)がお金の不安を感じている・・・とか。 …
  9. 2018-1-11

    【商品開発】商品が先か?中身が先か?

    何かの有料講座・教育プログラムを作るとき、手法としては大きく2つのやり方があります。 A. ま…
  10. 2016-12-30

    重要なことには「長期」かつ「面倒」なものが多い

    人間にとって最重要なことは、「健康的に永く生きる」だと思います。 ところが、永く生きるには何か…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る