
かつての時代は「老後を迎えるまでにいかに多くの貯蓄をするか?」・・・が勝負の時代でした。
そして、老後を迎えるまではお金を銀行に預けておくのが一般的でした。
さすがに、今の超低金利時代になってからはただ預けておくだけで本当に良いのだろうか?・・・と考え始めた人も増えてきたと思います。
また一方で、別の観点で言えば、終身雇用の崩れから「今の仕事がなくなったら収入は途絶えてしまう・・・」という不安を持つ人も増えてきたと思います。
更には、株やFXもやってみたけどさっぱり儲からない(むしろ損をした!)・・・という人も多いかもしれません。
その結果、そうした人たちが再び行なうのは結局「円預金/定期預金」だけ・・・となり、そうしながらも「本当にこれで良いのだろうか?・・・」と同じ悩みを堂々巡りで繰り返しています。
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確かに昔は「老後までにいくら貯金を貯めておくか」が勝負どころでしたが、今は違います。
今は「何歳になっても『お金を生み出す仕組み』をもているか?」が大事であり、「その『仕組み』を定年退職するまでにつくりきっておくことができるか!」が重要なポイントとなっています。
例えて言うなら、65歳で1億円の現預金があるよりも、現預金は100万円でも良いので65歳までに毎月50万円くらいの権利収入を得られる状態にあること、が大事だ・・・ということです。
そうした「権利収入=仕組み」を構築した前提で定年退職することに、サラリーマン生活を定年まで続けてきた意義が見い出せそうです。
私は、過去数年間、このブログを書き始めたときから一貫してこの考え方を提唱してきています。
ブログを読み、何かを感じとられ、何らかの行動をすでに起こされた人も多いと思います。
行動の温度差(濃淡)はありますが、一歩を踏み出されたことに意義があります。
今後も同じことを言い続けていくと思いますが、ぜひサラリーマンの人は、やがて来る自分の定年退職の日以降のことを考えられて、転ばぬ先の杖になる対策を講じられると良いと思います。