自分の貯蓄額が多いのか多くないのかは何か基準がないと判別できません。
そこで「スタンリーの蓄財優等生判別法」というのがあります。
スタンリーとは、アメリカの大学教授であり、億万長者研究者であり、「となりの億万長者」という著書を出したトマス・J・スタンリー氏のことです。
計算方法はこうです。
1.税引き前の年収×年齢÷10を計算します(これを「期待資産額」と言います)。
この期待資産額の2倍以上の貯蓄があるなら蓄財優等生で、反対に半分以下なら蓄財劣等生だそうです。
その間は普通生という判定になります。また、ここでいう貯蓄とは現金、株式、不動産などを合計したモノを言いますが、財負債に相当する自宅や自家用車は含まず、ただしローンなど借金はマイナスして計算します。
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自宅の土地は計算式に含むとか、人によって計算方法に若干の差異はあるかもしれませんが、あくまでも一つの目安なので多少のブレは目をつぶって構わないと思います。
蓄財劣等生→普通→蓄財優等生・・・ と上を見て貯蓄に励むのも良いかもしれませんね。
大事なのは年末時期などに定点観測して、それを継続することです。そうすることによって蓄財意識もより高まっていくと思います。