夏の賞与の時期です。
NISAのことも相まって、賞与というまとまったお金を原資にそろそろ「株式投資」に手を出してみようかな?・・・と思う人も多いかもしれません。
でも、いきなり個別の銘柄を買うには何を買ったらよいか分からないし、いっそ「投資信託」でも買ってみようかな?と考える人もいるかもしれません。
投資に関して知識が乏しいうちはこうした質問をする人もいます。
Q. 今年から積立投資を始めるとしたら、収入の何パーセントを投資に回せば良いですか?
回答例はこうです。
A. 世間一般に言われているいわゆる教科書的な回答なら「余裕資金の1~3割ほどを目安に」。
→ 世間の模範解答では「攻めの運用と守りの運用をバランスよく行なうことが大事で、俗に言う『卵を一つのカゴに盛ってはいけない』ことを肝に銘じて多数に分散してリスクヘッジすることが大事です」・・・となります。
また、仲の良い友達から相談されて忌憚のないアドバイスを求められたなら「余裕資金すべてを費やそう!」と言いたくなります。
→ 仲の良い友達には多少の損失は覚悟のうえで「あれもこれも分散するのはもっと後の段階にして、最初はよくよく吟味したものに集中させてみるのも面白いよ~」・・・と、挑戦姿勢を勧めたくなります。
いずれにしてもやってはいけないのは、みんなが買っているから私もあの人気の投資信託を買おうかな・・・といった付和雷同型のやり方です。
付和雷同すると、うまくいかなかったときにただ「後悔」だけの文字がのしかかってきます。
今の自分の位置を謙虚に知り、今の段階から目利き力を徐々に養っていき、5年後・・・10年後・・・20年後の果実を大きくたくさん収穫する意識を持つと良いと思います。
いずれにしても投資は自己責任が原則です。
どんな結果になろうとも決して他人のせいにしない覚悟をもって行なうことが大事ですし、それがないときはまだ手を出さないほうがベターだと思います。