よく言われることですが、「お金がすべてではない」・・・「お金があれば幸せとは限らない」・・・「でも、お金がないと不幸せを感じることが多い」・・・というのは、すべてそのとおりだと思います。
人が生きていくうえで、やはりお金はある程度は必要です。
サラリーマンの多くは「自分の給料が増えれば家族を幸せにできる 」・・・と信じています。ガムシャラに働いて一日が終わる・・・そんな忙しさを「やりがい」と思い込んで就労しています。
そして、いつか気がつきます。
お金(給料)も大事だけど「 パートナーと同じ方向を向いて共に家庭を築くことはもっと大事だった」・・・と。
なぜなら、それが「お金を得ることの真の目的」だから・・・です。
サラリーマンが収入を増やそうと躍起になって副業に手を出そうとする気持ちはよくわかります。
休日にもアルバイトをしてお金を得よう・・・とする気持ちはわかりますが、休みなく働いて身体を壊したら元も子もないし、家族との触れ合う時間がまったくゼロになって休日にどこへも出かけられない・・・というのはちょっと寂しい限りです。
重要なのは、どういう人生を自分たち家族は歩もうとしているのか?・・・を話し合って、価値観/認識を共通化していくことだと思います。
お金が増えても、家族がバラバラでは何の意味もない・・・となりかねません。身内に反対者がいては思うようにコトは進みませんし、継続できません。
お金そのものは道具の一種で、目的ではなく手段にすべきものです。
お金を増やすことが自分の人生の目的になっていた、ああ、なんてことだ!・・・と目的と手段が入れ替わった変な状態になってはいけないと思います。
何のためにお金をもっと欲しいと思うのか?
自分は(家族は)どんな自分に(家族に)なりたいのか?
そうしたことを家族内で話し合うこともまた、とても重要なことだと思います。