サラリーマンの中には、本業の仕事以外に「副業」として土・日などの休日に働こうとしている人も増えてきていると思います。
そうしたときに意識しておきたいキーワードが3つあります。
それは「教える」と「代行」と「自営」です。
副業をするなら、この3つのキーワードを念頭に置いて「仕事選び」をすると良いと思います。
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この3つのキーワードの意味するところは
「商品は自分自身で、
転売等の在庫を持たず、
何度でも再現性が高い自営業」
ということを表しています。
自営業なので、誰かにやとわれて「給料」をもらう形式ではありません。
つまり、本業とは形態の異なるお金の稼ぎ方になる、ということです(本業はサラリーマンなので会社に雇用されて給料をもらう形です)。
「教える」「代行する」という働き方で考えると、自営業と言っても設備資金や仕入れ代金が一切不要だということに気づけます。
これは大きなメリットです。
そもそも副業としてお金を稼ぐ(収入を得る)のに、自ら出費してお金を支払っていたのではリスクが高くなり、初期費用を回収できなければ何のための副業かわからなくなります。
初期費用でお金をかけるとしても、呼び込み等のためのチラシ印刷や名刺・HPなどの費用でせいぜい数千円程度にとどめておくのが良いと思います。
お金をかけずに始めるからこそリスクは低くなり、うまくいかないと悟ったならいつでも止めることができるわけです。
副業は基本的にはそうしたものいするほうがベターですし、そういう観点で計ることが大事だと思います。
まあ、自分にできる類の「教える」「代行する」を明確にすることが必要になりますが、それができないようなら結局は本業と同じように「雇われて働く」という形になり、いつまで経ってもサラリーマン感覚から抜け出せなくなります(→ 極端なことを言えば、高齢者のペットの散歩とか、家の掃除、草むしりなどでも可だと思います)。
サラリーマン感覚から抜け出すチャンスをみすみすフイにしてしまうのはとても残念なことです。
副業を複業にしていくためにも「教える」「代行する」 「自営」という3つのキーワードを大事にするのが良いと思います。