
世の中には、今の自分の収入を見て将来に不安を感じる人もいれば、あまり不安を感じないで生きている人もいます。
その人たちの違いは、現状の収入の多寡ではありません。
物事のとらえ方の違いであり、そこから派生してくる行動の違い、生き方の違いにあると思います。
将来の安心を手に入れたいと言って、給料を増やそうとしたり貯金に励むのもある意味では良いことなのですが、効果という意味ではかなり弱いと思います。
たとえ月給が100万円になっても、貯金額が1000万円・・・2000万円・・・になっても不安はそんなには和らぎません。
なぜなら、将来の不安を解消するためには「収入だけ/貯金だけ」ではなく、「収入・貯金と支出のバランス」がモノを言うからです。
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数千万円の貯金がある人たちもみんな不安不安・・・と言ってます。
比較的将来に不安がない・・・と言っている人が大事にしているのは、実は月給や貯金ではなく「金のなる木/金の卵を産むガチョウ」です。
それはつまり、お金そのものではなく、お金を生んでくれるものを保有することです。
それが「権利収入」です。
権利収入の柱が多ければ多いほど、屋台骨が倒れる恐れは低くなり、不安も解消されます。
お金のなる木/金の卵を産むガチョウがあれば、「今の」収入・貯金が仮に少ないとしても将来はさほど不安になりません。
お金は使ってしまえばすぐに消えてなくなりますが、お金を稼いでくれる資産はよほどのことがない限りずっと残ります。
自分が身に付けた稼ぐスキルや安定的な権利収入を生む資産というのはずっと手元に残るわけですから、将来の安心度は自然と高くなるわけです。
金のなる木/金の卵を産むガチョウを持ち、一度持ったら放さない・・・という姿勢が大事だと思います。