ニワトリが先かタマゴが先か?
・・・と同じで、お金持ちが株式を大量に保有しているのは、「お金持ちだから株をたくさん買えたのか?それとも株をたくさん買ったからお金持ちになったのか?」・・・というどちらも正解に思える命題が存在します。
言えるのは、お金持ちかどうかは別として、長期投資家のほとんどの人は、「安い時に大量に株式を買う」という行動をとっていることです。
それは普段からそうしたチャンスがあればそのように行動しよう!・・・と心がけているからだと思います。
「株式相場の暴落時に株を買う」のも、「節約して余剰資金をつくろうとする」のも、「配当金を再投資にまわす」のも、すべて「株数を増やす」ためです。
お金持ちになっていく人・・・長期目線で投資を行なえる人・・・には、そうした共通点があると思います。ここに大事なヒントが隠されています。
そうした人たちと同じ行動をすれば自分もそのようになれる可能性が高いですが、逆に言うと「それと真逆の行動をすると、お金持ちにも長期投資家にもなれない可能性が高くなる!」・・・ということです。
つまり、「人気化して過熱している株式を買う」のも、「下落局面で株を売り払う」のも、「相場が暴落して安くなっているときに買い向かおうとしない」ことも、「高値を追いかける」のも、すべて誤った方法である・・・ということです。
人は身に付いたクセ・習慣をすぐに変更することはなかなかできません。意識して変えていかないと、「変わる」ことは難しいものです。
でも、それができる人が少ないからこそ、そうした「変化」ができる人は世間では目立たずとも地道にハッピーに暮らしていけるのだと思います。