会社では、普段から人前で話すことが常態化している人もいれば、人前で話す機会はほとんどない、という人もいます。
一般職であればどちらでも構わないのですが、リーダー職になると立場上人前で話すことが必要となります。
ところが、子どもの頃からあまりそうした経験がない人は当然人前で話すことが苦手です。
そんな人が苦手さを克服するにはやはり何といっても「人前で話す場数を踏む」ことが一番です。
挑戦の分母を増やすわけです。
1度やって1度うまくいかなければ100%の失敗確率ですが、100回やればうまくいかない回数は30回くらいになっているかもしれません。
30回も!と思われるかもしれませんが、70回はうまくいっているわけですからそれでOKだと思います。
さらに場数を増やしていけば20回のうち1回くらいしか失敗しなくなります。
日常的に人前で話すようになっていると、もうほとんど緊張することもなくなり、反対にいい意味で自信がついてきて常に堂々としていられます。
その場数を踏む時間がない!・・・というときは人前で話すことを全部丸暗記して当日は淡々と丸暗記したことを口にするだけ・・・前にいる人の顔を見ずにリアクションも求めずとにかく淡々と話すことに集中すると良いと思います。
逆説的な言い方ですが、人前で話すことが苦手な人は、それを克服するために少しでも早く「場数を増やす/経験を増やす」ことに努めると良いと思います。