かつてアメリカ自動車大手フォードのヘンリー・フォードは「すべての家庭に車を普及させたい」と言ったそうです。
日本でもカラーテレビが普及した背景には、当初「各家庭にテレビ1台・・・」がありました。
やがて「各部屋にテレビ1台」というキャッチフレーズが購買意欲を煽りました。
また、マイクロソフトのビル・ゲイツは創業時に「世界中のすべての家庭にパソコンを!」を経営理念にしていたそうです。
アップルのスティーブ・ジョブズはiPhoneという小さなコンピューターを、すべての家庭ではなく「すべての人」に届けようという意思をもっていました。
どれも言えるのは、見ている世界観が広い(大きい)ということです。
日本全国規模・・・世界規模で自社商品のマーケットを見ているわけです。
ターゲットをどのレベルにおくか?
焦点をどこにあてるのか?
・・・といったことは経営者が持つべき重要な観点です。
それを聞けば見ている世界観が推し測れ、広げられるビジネス領域も見当がつけられると思います。