「今」稼いだお金を使うのも「過去に」貯めてきたお金を使うのも、「お金を使う=手元から消えて無くなる」という意味では同じです。
大切なのは、「使った後のお金の活かし方」にあると思います。
「お金の使い方=支出」には、その人を将来において経済的に自由へと導いてくれるものと、そうでないものとがあります。
もっと言うと、「その人のお金の使い方を見ればその人が将来経済的に自由になれるかどうかを知ることができる」・・・とも言えます。
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「お金の使い方にこうした2通りの道がある」ということに多くの人が気づいておらず、ただ欲しいものを買う/消費活動にだけ勤(いそ)しんでいます。
では、どういう使い方が将来の自分を経済的自由に導いてくれるのか?
→ それは「財資産」となるものにお金を費やす・・・ということが必要です。
不動産や株や債券など、そこからお金を生み出してくれるものにお金を使う、ということです。人は誰でも自分で自分の支出をコントロールすることができます。
何のお金も生み出さないモノにお金を使うことだってもちろん生きていくうえで必要不可欠な使い方ですが、その一方で別の使い方を意識できるかどうか・・・が大事です。
これができないために、60歳・・・70歳・・・80歳・・・となっても経済的に不自由なままで、しょうがなく身を粉にして働いている人もいます。
過去においてお金を稼いだり、儲けたり、貯めたりしてきたけども、それを使うたびに金銭的に弱くなり、将来の経済的自由の切符を手放してきた人たちです。
自分が稼いだお金・・・貯めてきたお金をどのように使うか?を考えることはとても大切なことで、常々「良い支出」を心がけたいものですね。