サラリーマンは毎月入ってくるお金(一般的には給料)の上限が決まっています。
そのため、「入るを量りて出ずるを制す」とばかりにお金の支出を抑え、お金を節約しようとします。
これ自体は決して間違いではありませんが、人生の初期の段階では節約よりむしろ積極的に使う時期があることも大切です。
確かにテレビやマスコミの宣伝や広告に煽られて無駄なお金を使う必要はありません。
でも、自分を成長させるための投資を節約していたら、いつまで経っても現在のポジションから抜け出せません。
今のポジションから抜け出し、一つ上のレベルの世界に入っていくための投資金を費やすことは大切です。
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法則と言えるほどではありませんが、ちょっとした不思議なパターンとして「お金は使えば使うほど入ってくる(戻ってくる)」・・・という概念があります。
ギャンブルで散財しているようではこの概念は当てはまりませんが、「他人のためにお金を使う」というお金の使い方をしている人の多くには不思議とこの概念が法則のように効き目があるように思えます。
宇宙の絶対法則である「与えるものが返ってくる」と通じるところがあります。
自分が価値を感じるもの/自分の成長や夢の実現に役立ちそうなものには思い切ってお金を投じてみるのも手だと思いますし、それが誰かを不幸にしたり、手にしたあとに後悔するような事でなければドンドンお金を使ってみる「時期」があっても良いと思います。
長い人生の中ではそうした「試行錯誤」の時期があって良いと思いますし、それがまた自分の糧になっていきます。
その時の心の変化をじっくりと味わって、できるだけ自分のセルフイメージを上げると良いと思います。