どんな会社にも「いつもグチをこぼしている人/会社の良くないところを自慢げに指摘する人/他人の失敗の原因をあげつらう人」はいるものです。
そういうネガティブトークを日々繰り返し発している人の周りには似たようなネガトーク好きな人が集まります。
でも、そうした人たちが会社に多大なる貢献をして自身も出世していくことはありません。
会社の経営層や幹部がこういう人に責任ある立場を任せると思いますか?・・・と言えば、ほぼすべての人が「ノー」と答えると思います。
みんなわかっています。
そんなネガトークオンパレードの人は出世しない・・・と。
経営陣というのは、会社がどういう状態に置かれても全力で会社を発展させるために尽くす人たちです(そうでなければなりません)。
仕事や会社に対して「ポジティブトーク」を発する人には好意を寄せますが、逆に「ネガティブトーク」を発する人には嫌悪感を抱きます。
「将来は必ず良くなる、そのためには○○を頑張ろう」(○○にはその部署が良くなるために必要な何かを入れる)という人がいたなら、会社の経営者はそういう社員を「良い意味でのウオッチリスト」に入れます。
将来の幹部候補として意識します。
つまり、今サラリーマンとして働いている人で、将来、会社の重要なポストに就きたい/出世して高収入を得たい・・・と思うなら、そうしたポジティブトークを連発することを意識すると良いと思います。
これをやっているだけで、出世の道は拓かれやすくなります。
やれない、ムリ、そんなの不可能、あそこがダメ、部長がバカ・・・などとネガティブトークを発するのは簡単です。
でも、そうした言葉をグッと吞み込んで、これまで無理だとかやれないと思われたことに黙々と取り組み、不可能と言われたことを可能にするために心血を注いでいけば、きっとどこかで思いもしなかったような何か良いことが起きてくると思います。
あそこがダメ、この部長がバカという環境であっても、そんな中で誰もが思いもしなかったような成果を出す人になれます。
簡単に言えば、明るい未来をイメージして、それを言葉で表現するだけ・・・です。
未来は人の想いがつくるのですから、その想いがネガティブならネガティブな未来がやってきますし、ポジティブな想いを持っている人にはポジティブな未来がやってくると思います。