よく「私は○○だったらできる自負があります」とか、「これまで長年やってきた自負があります」などと言ったりします。
つまり、「自負心」というのは「自分ならやれる/自分にはできる」という気持ちです。
そして、これは「タダの自信」ではなくて、これまでの「過去の経験に裏付けされた自信」です。
あくまでも自分の主観による見立てではありますが、過去に自分がやってきた経験から鑑みて「自分にはできる!」と言い切れるのが「自負心」です。
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人は誰でも「初めて」というタイミングがあります。そうしたときにはもちろん自負心は持ち合わせていません。
でも、それを何回も繰り返し経験していくと自負心が生まれていきます。
サラリーマンは早く自負心を持てるようになることが大切です。自負心が嵩じていくと、どんどん尊大な心が芽生えてきます。
それが「自尊心」になります。自尊心は「自分はかけがえのない存在だ」という大きな自信の表れです。
この自負心と自尊心を持っていれば、たいていの人は自発的・能動的・積極的に行動を起こします。
まずは「自負心」を持てるようになるために、どんな分野でもどんな仕事でも良いので繰り返しやり続けて「これだけは他人に負けないぞ」・・・と言えるモノをつくることが大事だと思います。