奴隷はヒマそうにしていると鞭で打たれる

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映画や古いテレビドラマなどに出てくる「奴隷」は、いつもいつも動き回って働いています。

ヒマそうにしていると鞭で打たれて、一瞬たりとて休めません。

つまり、奴隷にとっては忙しいことが善であり、忙しいことが自慢です。

一方、その奴隷をこき使っているご主人様はいつもヒマそうです。

少なくとも、あくせく自分で働いて動き回っていることはありません。

ご主人様にとっては、ヒマなことが自慢であり、ヒマだからこそ同じヒマな仲間たちと自由に時間を使って楽しく愉快に過ごせます。

まあ、テレビや映画の中ではあえてそのように表現することで、両者の違いをわかりやすくしているのかもしれませんが、現代社会でも似たような現象が見られます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サラリーマンは会社で何を自慢するか?!というと、いかに自分が忙しいか!を自慢します。

スケジュール帳を開いて、真っ黒にぎっしり埋まっていることを見せびらかしたり、朝から晩まで働いて残業や休日出勤をしていることを自嘲しながらも自慢げに話します。

たとえポーズであっても、忙しいふりをすることで上司に自分をアピールします。

ビジネスマンは逆です。

いつもヒマそうにしています。

実際はそんなにヒマではないのですが、仕事をパッ!パッ!と片付けるのでヒマそうに見えて、ますます次の仕事が舞い込んできます。

残業はなるべくしないし、休日出勤などもっての外(ほか)です。

両者を分ける差は、洗脳と恥の概念の差です。

忙しいことを善とする洗脳を受けてきたサラリーマンは、無理やりにでも忙しいふりをします。

そして、ヒマなことを恥だと思っています。

ビジネスマンはその逆です。ヒマでゆとりのあることを善としてとらえ、忙しいことをむしろ恥だと思っています。

どちらも、自分が生きてきた過去の経緯によって培われた価値観ですが、私はやはり「我慢して不自由な生き方をする」ことには懐疑的です。

したがって、やはりビジネスマンの発想で「ヒマをつくる」くらいのほうがベターだと思っています。

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