中小企業で上位職に就いている人のカン違いとは?

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

会社では、社長をはじめとする経営陣の下に上級管理職層(=部長など)があり、その下に中間管理職層(=課長など)があり、その下に中堅一般社員層(=主任など)があり、その下に一般社員層(=ヒラ社員など)があると思います。

下の層から上の層に上がっていくことが、いわゆる「出世」です。

売上の規模が大きく、社員数も多い大企業になると、上級管理職層にまで上がるのはほんの一握りだけの社員であり、しかも20年くらいはかかるのが普通です。

これが、中小企業になると、そもそも社員の数が10人にも満たなかったりして、入社間もない人でも「部長職」や「課長職」や「主任職」の肩書を持つことがあります。

それは、対外的な面でそれなりの体裁を取り持つための理由が大半で、あるいは人がいないので本人の名誉のためにお情けで就けてあげていたりするのが多くの場合の実態だと思われます。

そこで大いなるカン違いをしなければ良いのですが、中には「俺は部長様だ!」とか「課長だ!」と肩書だけをもって自分がすごく偉くなったかのようにカン違いをしてしまう人がいます。

しかも、「部長だから/課長だから」と社内で偉そうにするだけでなく、もう経営者(社長)から何ら指導を受ける必要性がない・・・などと思い込んでしまう人もいます。

社長が研修教育を行なおうとしても、自分には必要ないことだ・・・と錯覚してしまうような人です。

任命した社長からすれば、温情で就けてあげただけで本人にその役職に見合うだけの実力も器も人望もないことがわかっているわけで、だからこそ何とかここから育てていこうと思っているのに、当の本人からすれば「余計なお世話だ」と思っているようなパターンです。

親の心、子知らず・・・です。

この両者のギャップは、組織運営上大きな問題を引き起こしかねません。

中小企業の経営者(社長)は、自社の社員に身分不相応な役職をもしあてがうとしたら、それは対外的な理由で就けているだけで、本人の実力はまだまだ乏しいことを事前に説明したうえで役職を就けることが大事です。

ただでさえ人間は事前に説明をされていたとしても、後からいくらでも自分に都合の良いように勝手な解釈をしてしまう動物です。

事前説明をしないで「言わなくてもわかっているだろう・・・」はNGで、多少くどくなってもキチンと言っておいたほうがベターです。

人事評価・役職の任命については、良かれと思ってやったことが仇となる場合もあるので、「人はどういう生き物なのか?」とか「この人物の人間力はどうなのか?」といったことに十分留意して行なうことが大切だと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目のお勧め記事!

  1. 2019-9-14

    アメリカで注目される「FIRE(ファイア)」

    アメリカの若くて高報酬を得ている人に「あなたはFireになりたいですか」と聞けば、通じる人には通じる…
  2. 2018-5-13

    話し上手になる3つの「会話の極意」とは?

    自分は会話が苦手だ・・・と思う人は、たいてい「気の利いたことを言わなければバカにされる」とか「自分の…
  3. 2017-11-18

    身だしなみとお洒落(オシャレ)の差

    最近は「身だしなみ」という言葉をほとんど聞かなくなりました。 普段お洒落には無頓着な私ですが、…
  4. 2018-8-3

    トイレのハンドドライヤーとビジネスチャンス

    最近思うのは、どこのトイレに行っても紙タオルを置いているところは減ってきていて、むしろハンドドライヤ…
  5. 2019-11-23

    自分年金の取り掛かりは少しでも早く行動を!

    2019年7に厚生労働省が発表した平成30年版(2018年版)の「国民生活基礎調査の概況」によると、…
  6. 2019-7-9

    「危ないこと」と「怖いこと」と「勇気」

    「投資」は危ない・・・怖い・・・と言う人がいます。 年齢にもよりますが、「危ないことには近…
  7. 2020-11-23

    【覚悟】「自分の身は自分で守るという哲学」から幸運は始まる

    私が不動産投資をスタートしたのは46歳・半ばくらいの頃で、特に師と仰ぐ人もいなければ、メンターと呼ぶ…
  8. 2018-7-26

    月々9万円強で「1,000万円」を買う?

    不動産は高額なことが多いので、多くの人は「借金(融資)」をして買います。 仮に「1,000万円…
  9. 2019-9-29

    「結果から逆算してプロセスを決定する」という思考法

    何らかの「結果」を求めるなら、基本的に頭に入れておかなければいけないことがあります。 「結…
  10. 2018-3-11

    【重要】税金を払ってから資産を買うか、資産を買ってから税金を払うか?

    昔、不動産投資を勉強し始めたころに「目からウロコが落ちた学び」がいくつもありました。 そのうち…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る