世間の経済社会はまだまだ「男性社会」と言われて久しいですが、それはつまり、物事が「男性目線、男性視点」でとらえられ、つくられている、ということを意味していると思います。
ちょっと穿った見方をすれば、男性が男性のために男性だけでビジネスを展開しているようなものです。
当然、この傾向は少しずつ是正されてきていますが、そうは言ってもほとんどの会社でまだまだ経営層にいるのは男性が主ですし、女性中心の企業の数は相対的に少ないと言えます。
ところが、平均寿命からしてわかるように長生きするのは女性のほうです。
30代・・・40代・・・50代くらいまでは男性の顧客層をターゲットにビジネスが展開されていたとしても、60代・・・70代・・・80代・・・となっていけば顧客となる層は女性中心になるわけですから、やはり意識の転換が必要です。
高齢化社会になればなるほど女性の顧客層が増える・・・という点に気づくことは大事だと思います。
それは、ビジネスの視点を女性目線にスイッチしていかなければいけないことを意味しています。
マーケットの縮小に対抗するには、女性顧客層を意識したビジネスモデルを構築していかなければいけない・・・と言えると思います。
安倍内閣が掲げる「女性の活躍・・・」ということを言うまでもなく、将来を見据えれば女性を意識したビジネス展開が必要だということは瞭然だと思います。