世の中でいう高額な商品、つまり自分の一ヶ月分の給料では買えない商品は多々あります。
代表例としては「貴金属」や「車」や「不動産」などです。
その中で貴金属や車は保有していなくても生活はできますが、不動産(特に住むところ)は人が生きていくうえで必要かつ重要なものです。
したがって、すぐに買うことができない場合、ほとんどの人は「借りる」という選択をします。
不動産は人間が人間として生きていくうえでは「なくてはならないものの一つ」です。
その重要な「不動産」にお金を投じる不動産投資というのは、不動産投機とは違って、購入した物件を売買目的で所有するわけではありません。
不動産投資の目的は「家賃収入」にあります。
家賃収入を得る・・・ということは昔風に言うなら「大家さんになる」ということです。
大家さんは、不動産を提供して入居者に気持ちよく快適な暮らしを送ってもらう土台作りを担っています。
不動産投資をするということには、そんな大義があると思います。
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自分が所有する不動産に見ず知らずの人が住む・・・そのことに喜びを感じつつ幸せに暮らしてもらえると自分も幸せ感を得られる・・・ということはとてもすばらしいことだと思います。
そんなことも不動産投資には隠れています。
ただし、不動産は高額になるがゆえに一般的には学生が社会人になってすぐに購入することは難しいですから、順番としては住居を借りて生活を営むことが先となります。
サラリーマンとして何十年も働いていくと、やがて自分の住居を購入することができるようになります。
中には自分の居住用だけではなく、お金を貯めて他人用の不動産をも購入する人が現れてきます。
それが不動産投資家であり、すなわち大家さんです。
購入するには高額すぎて難しい・・・といった住居を「その人の支払える範囲内の家賃」で住まわせてあげるわけです。
家を買いたいけど買えない・・・でも住む場所が欲しい・・・という人が手ごろな家賃で住むことができるのは幸せなことだと思います。
それを提供している大家さんも入居者が喜んでくれれば幸せなわけです。
家賃を払って借りてくれる人がたくさんいると、大家さんは自分がどこかで誰かに雇われて給料をもらう働き方をする必要がなくなります。
その不動産に関わる入居者・大家さん・管理会社等、みんなが幸せになるお金の使い方が「不動産投資」の醍醐味だと思います。
極論を言えば、お金の使い方にはいろいろありますが、こうやって関わる人がみんな幸せになるような使い方をできる不動産投資はすばらしいことだと言えます。
そう考えると、とても有意義で価値あることをしている・・・と思えてきますね。