中小企業は粗利を高くすることが大切かも?

自社の売上を何とか増やしたい/維持したい・・・といった思いから、経営者の中にはたとえ粗利が低くても仕事を受ける・・・という人がいます。

 

短期的な目で見れば確かにそれもアリかもしれませんが、中長期的観点で見れば必ずしも有効とは言えません。

 

売上が減ることを心配して粗利が低い仕事を受けたり、実質赤字になるようなビジネスをしていても、それはやがて自分で自分の首を絞めることにつながっていきます。

結局は赤字なのだとしたら、行き着く先は「破綻」です。

会社のお金はどんどん減り、借入が増え、すべての立て直しにかえって余計な時間と労力がかかります。

 

中には、経営者自身が個人的な資金を会社に貸付けて、とにかく「今さえ乗り切れば!・・・」とする人もいますが、これもその回収の見込みが立っていなければいずれジ・エンドです。

 

会社も個人も共倒れという最悪の経営です。

 

今さえ良ければいい/今さえしのげればよい・・・がいつまでも続くはずがありません。

 

粗利が少ない・・・というのは、何かがちょっと変わるだけですぐに「粗利なし=赤字」に転落するので要注意です。

・・・・・・・・・・・

中小企業こそ、粗利の多い商売を求めることが大切です。

 

薄利多売もビジネスとしてはアリですが、それは基本的には大企業のモデルであり、できうる限り「中小企業では粗利の多い商売を心掛ける」ほうがベターです。

 

そのほうが生き延びている確率がグッと上がります。

 

大企業であれば資金力もありロットの大きい商売ができますから粗利が低くてもトータルで大きな利益を生むことができます。

 

でも、中小企業の場合はなかなかそうはいきません。

 

もし、今現在「粗利があまり多くない」という商売を展開中であれば、そのビジネスモデルを変えていかないと窮地に陥るときがきっとやってきます(・・・という覚悟を持つくらいでちょうど良いと思います)。

中小企業は粗利の低い商売を続けてはいけない=粗利の多いビジネスモデルに変革しないと将来はない・・・と理解し、それを実践していくように経営マネジメントを執ることが大切だと思います。

 

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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