世の中には悪だくみをする人がいるもので、特に詐欺に関しては「私は詐欺師です」なんて自分から言うはずがありませんし、人を最初から騙そうとして近づいてくる人を見抜くのはけっこう至難の業です。
また、善い人を装って近づいてきて、その後「洗脳」して人をある方向に誘導しようとする輩もいるので要注意ですね。
よく言われる「洗脳テクニック」の例としてこんなパターンがあります。
1.まずは、次の言葉の中から1つ選んでください
「為替」「ババ抜き」「戦争」「ハンバーガー」
2.1で選んだ単語と関係するものを選んでください
「ファストフード」「トランプ」「両替」「軍隊」
3.同様に2で選んだ単語と関係するものを選んでください
「マッカーサー」「大統領」「ドル」「ケンタッキー」
4.最後に、3で選んだものに関係する国を選んでください。
「ロシア」「中国」「ドイツ」「アメリカ」
↓ ↓ ↓ ↓
あなたが最後に選んだのは「アメリカ」ですね?
・・・となります。
実は、このからくりはとても単純で、どの単語を選んでも、結局は「アメリカ」を連想するように最初から作られているだけのことです。
作った人は(私ですが)わかって作っていますが、初めて聞いた人はカラクリを知りませんから、自分の意識が「アメリカ」に向いているんだ・・・と錯覚してしまいます。
これこそが、洗脳の基本テクニックです。
まるで「自分で選択したかのような」錯覚をしていることに気づかず、下手をすると術者の思うがままにコントロールされてしまいます。
マスコミ等で毎日繰り返し繰り返し、ある事実関係の一部分だけを切り取ってさもそれがすべてであるような錯覚を起こすように報道されると、人は大いなるカン違い/誤解をしてしまいます。
本当に気をつけなければいけない!と思います。
人は毎日自分で決断して生きていますが、中には自分で決断をしたように見せかけて実は他人から「その決断に導かれただけ」の場合があるかもしれません。
あなたが今日された決断・・・・・・それは本当にあなた自身の意思でされたものですよね?
十分にお気をつけて・・・・・・。