本にもいろいろありますが、なかでも「良書」と呼ばれる本には次のような共通点があると思います。
1.読後の行動が変化すること
2.再読に堪えること
本を読んでもその後の行動が何も変わらないということは「意識付けが読書前と変わっていない」ということで、それでは本を読んだ意味がない=読む価値がなかった本・・・ということになります。
それでは良書とは言えません。
また、あの本は1回読んだからもういいや・・・というのであれば良書とは言えず、時間を開けてもう一度読んでみたら初読のときには気づかなかったモノが見えてきて、新たな行動の変化につながる・・・というのであればあるほど良書と言えます。
要は中身が濃いということで、書かれていることは一つなのに、読み手の立場や境遇によって見えてくることが異なるのはそれだけ重要なことがたくさん書かれているというわけです。
秋の夜長・・・というにはもう遅いかもしれませんが(今年の秋は短そうなので)、普段は読書習慣のない人も秋という時期には少し読書に勤しんでみるのも悪くないと思います。