NISA枠上限の引き上げや投資期間の恒久化などを盛り込んだ金融庁案がまとめられたそうです。
「投資しないともったいないという外部環境を整えよう」という意図が垣間見れます。
岸田内閣では約2千兆円あると言われる個人マネーを何とかして投資に回して日本経済の発展につなげたい・・・という考えがあると言われています。
それが「一億総株主政策」の狙いとも言われています。
この春から学校で投資の授業が始まり、身のまわりをみても株の本や雑誌/セミナーなどが増えていて、とにかく投資熱を上げさせたいようですね。
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世界はインフレが声高に叫ばれており、そうした時代だからこそ何もしないでじっとしているのではなく、やはり自助努力で家計を補助することは大切だと思います。
大局的には「インフレだからと節約をするのではなく、収入増をまず第一義に考えておく」という姿勢が大事です。
インフレ
→ 物の値段が上がっている→生活費が上がる
→ 国産じゃなくて海外産の安い食材にしよう・・・とか、
→ 旅行などの贅沢な出費は抑えよう・・・などと日々の生活の中で節約を考える人は多いと思います。
もちろんそれもアリなのですが、所詮は部分最適の域を脱しません。
インフレで物価が上がると言うことは、言い換えると「持っている現金の価値が下がる」ということですが、それはすなわち、今持っているお金で買えるものが少なくなると言うことです。
もしこのままインフレが続いていけば、老後にこれくらいあれば大丈夫だろうと思って貯めていたお金や、子どもや孫の教育費として貯めていたお金というのは現在の価値より結局下がってしまうので将来はその額だけでは足りなくなる恐れが大・・・です。
しかも今は物の値段が上がっても給料はさほど上がりにくい時代です。
物価の値上げとともに自分の給料も上がっていけばそれほど生活に打撃はないのですが、給料が上がりにくい状況では生活は貧しくなっていきます。
それを回避・打開する方法を端的に言えば「収入アップ」しかありません。
給料アップが一番ですが、それが難しければ「他の収入源をもって全体的な家計収入の増加」をすれば良い・・・と言えます。
すぐにできなければ、たとえ時間をかけてでも行なうことが大切です。
その一法が「権利収入作り/財資産を持つこと」です。
現金で持っているだけではインフレになるほどお金の価値は下がっていきます。
また、利息がほとんどつかない昨今では現金は派生した収入を生み出してくれません。
でも、収益不動産は違います。
仮に一時的な値下がりがあったとしても
1.家賃収入を得る
2.物件自体の値上がりよって売却益を得る
ことで将来的に自分の生活を豊かに変えてくれる可能性があります。
結局、インフレだろうがデフレだろうが、株価が上昇していようが下落していようが、とにかく重要なことは大局的に考えて「いつの時代も収入増をまず第一義に考えておく」ことであり、そのための一手として「財資産を作る」ということを優先して行なうと良いと思います。
それをどんなときでも中断せず継続していくことが大事です。
これが豊かさを得るための秘訣だと思います。