たった1つの失敗で自信を喪失した人は、その出来事を「人生最悪の過去」と記憶しているかもしれません。
その「人生最悪の過去」のせいで自分は自信をなくし、未来への希望をも失ってしまった・・・と思いこんでいるかもしれません。
確かに、その時は辛く苦しい経験でそのような気持ちになったのも仕方ないことだと思いますが、別に命を奪われたわけではなく、こうして今現在無事に生きていることを思えば、それほど最悪の過去(出来事)だと決めつけることもない・・・と思います。
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その過去(出来事)の事実はもう変えられません。
でも、その出来事のとらえ方はいくらでも変えることができます。
あの時のあのことがあったからこうして今の自分がいる!と、前向きにとらえることも可能です。
自分がその出来事を乗り越えてきたから、それが過去になって、今日現在があるわけです。
そして、未来もまだまだこれからたくさん待っています。
未だに過去のことに苦しんでいるのなら、それは過去(出来事)が自分を苦しめているのではなくて、自分がその出来事に対してつけた「意味づけ」によって苦しい思いをしているだけです。
過去は忘れよ!・・・です。
過去(出来事)は本来、もう乗り越えているハズです。
乗り越えたハズなのに、亡霊のように未だに苦しんでいるなら、それは自分の意味づけに苦しんでいるだけです。
意味づけの仕方は、所詮自分の選択次第です。
出来事は一つ、とらえ方はさまざま・・・そのとらえ方(=意味づけの仕方)を変えれば、いかようにも感情が変化します。
感情が変化すれば、いかようにも行動を変えることができます。
行動を変えることができれば、人生も変えることができます。