「20:60:20の法則」と呼ばれるものがあります。
全体を100としたら、そのうちの2割は優で、6割は普通で、2割は劣・・・という感じです。
私は会社でいつも「26%の人はリーダーに反発・反抗するかもしれないから、そういう人に時間を割くのではなく、リーダーにちゃんとついてきてくれる残りの74%のほうを相手にすることが大事です・・・」といったことを言っていました(←これはランチェスターの法則からきている考え方です)。
大雑把に言えば、これも「20:60:20の法則」にかなっています。
20が反発・反抗で、残りが順応ということです。
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1. 20%はあなたが何をしても味方です
2. 60%はあなたの行い次第で味方にも敵にもなり得ます
3. それ以外の20%はあなたが何をしても気に入らないと言って敵になります
この「3.」についてはもうコントロール不可で、論理も通じなければ何を言ってもムダです。
だから相手にするだけ時間のムダになります。「否定されること」自体は何も怖くありません。
なぜなら、世の中にはそうした「わからず者」が2割はいるものだから・・・です。
問題は中間にいる60%の流動票です。
キチンと対処して適切に扱えば味方になりますが、邪険に扱うと敵にまわるおそれがあります。
世の中の全員(100%)に「肯定」されることは所詮ムリな話で、最初から期待しないほうがベターです。
「感性・とらえ方・価値観」などは人それぞれ違って当たり前なので、100%を求めないほうがむしろ気がラクで良いと思います。
合わない人(≒敵方)のことをあれこれ気にするよりも、「自分と感性が合う人との可能性を大切にする」・・・という信念を持ち、それをブレないで維持し続けることが大事だと思います。
だから、もし「ブレさせよう」とする人が来ても蹴散らすくらいで良いと思います。
もし、自分のことを否定・批判する人がいても、全体の20~26%の範囲内であれば無視して、それ以上になるようだと自分に何らかの落ち度がある、と気づくことが大切だと思います。